幸せづくりのパートナー
2月末ロシアが突如ウクライナに侵攻した
独立国家を暴力で蹂躙しようと暴挙に出た
ウクライナの無垢なる命が危険に晒された
亡骸を抱く母の慟哭は世界中を震撼させた
戦火で母を失った6歳の少女はひとり脱水死した
悲報が流れるたびに戦争を知る者たちはきつく手を握る
日々民生委員児童委員は学び続けた
戦争体験をした先輩たちの背中を見て学んだ
身を粉にして動く先輩たちの真意を見て打たれた
心から平和を願う先輩たちの行動を見て真似た
日々民生委員児童委員は暮らしを彩る
幸せや苦労を分かち合う普段の暮らしを創りたい
支え合い助け合うことを当たり前にする暮らしを創りたい
お互い様のつながりで平穏無事な暮らしを創りたい
日々民生委員児童委員は努力する
切ない暮らしに涙することに寄り添い心を配った
少しでも暮らしが楽になることに心を砕いた
厳しい暮らしでも笑顔を見せることに心を開いた
日々民生委員児童委員は福祉の人になる
福祉を担う一人として為さねばならぬことを知った
幸せな社会をつくる一人として為すべきことを知った
幸せづくりのパートナーとして生きることを決めた
〔道民児連情報誌「アンテナ」№214(令和3年3号)に掲載された詩である。昨日手にした〕