高齢化率29.1 %
敬老の日を迎えた
高齢者人口3627万人 高齢化率29.1%
高齢人口に占める就業者の割合25.1%
65~69歳の層では50.3%
国の人口減による人手不足対策は功を奏している
働けど働けど我が暮らし楽ならない
その層がどれだけあるのだろうか
老後の暮らしの不安も半端ない
介護保険料は年金だろうと強制的に徴収される
払っても払っても地域格差で使えるサービスは限定される
保険サービス以外は財産のある者が寿命を延ばす
医療保険の自己負担は後期高齢者も2割となる
コロナが検査も治療もワクチンも自己負担になってゆく
持病の治療ぐらいで医療費を抑えるしかない
物価の高騰も家計を圧迫し追い打ちをかけてくる
食費以上に冬期間の燃料の確保と価格が心配だ
インフラにかかる電気水道ガスも一律値上がりする
経済格差はこれからもドンドン広がる
貧乏人は介護や医療からののけ者にされてゆく
就労も出来ず医療も受けられず介護サービスもカツカツ
在宅での支援のあり方を絵に描いた地域包括ケアシステム
地域で支援する高齢者の善意に依存するのは困難になってゆく
夢物語から醒めると平均寿命を下げていことに気づくだろう
福祉も医療も教育も人手が足りないと検討ばかりで前に進まぬ
深刻なのは建築や土木に携わる熟練者の人手不足だ
インフラの橋や上下水道ガス管や道路維持など諸々に人手がいる
高齢者にきつい肉体労働をこれからも求めていくのか
経済成長も望めない国力を維持するのは困難を極める
18日毎日新聞の世論調査で内閣支持率が3割を切った
不支持率64%と最悪の数字を叩きつけた
何もしないことで点数稼ぎした稀な岸田内閣がほころび始める
いまごろ余計なことをしたと地団駄踏んでいるだろう
衆議院を解散する勇気もないし野党もだらしない
国葬の嵐がやむまで黙して語らずしか手の打ちようがない
現実を直視できず回避するだけの岸田内閣では心許ない
国土強靱の空手形は台風14号で無惨に叩きつぶされてゆく
自然災害を被る過疎地の高齢者は否応なく痛めつけられる
台風の通過と共に被災地の復旧に全力を挙げるしかない
矢継ぎ早に政策を推し進めぬ限りお仕置きは続く
敬老の日は悲しいかな日本の行く末を案じる一日となる
[2022年9月19日書き下ろし。総務省の推計では高齢者の女性は2953万人(女性人口の32.0%)男性は1574万人(男性人口の26.0%)。年齢別では75歳以上が1937万人で総人口の15.5%を占める。高齢化率は世界200カ国・地域(人口10万人以上)のうち最高で、2位イタリア(24.1%)、3位フィンランド(23.3%)を大きく上回る。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、第2次ベビーブーム世代が65歳以上になる2040年には、総人口の35.3%が高齢者になると見込まれている。
労働力調査によると、昨年の高齢者の就業者数は過去最多の909万人。18年連続の増加となり、就業率は男性が34.1%、女性が18.2%だった。就業者のうち、企業などで雇われて働く雇用者(役員を除く)は517万人。雇用形態は393万人(75.9%)がパートやアルバイトなど非正規雇用。15~64歳の「生産年齢人口」は1995年の約8700万人をピークに減少に転じ、25年間で約1200万人減少、人手不足の深刻化に打開策はない]