父母への通い路を歌に

親への追慕を詠う老生

親への愛慕を詠う敦子さん

二人の和歌がコラボレーションする

 

老生「母在りて 孝行できる 喜びを 独り占めする 生まれし祝い」

敦子「大いなる 奇跡重なり ちちははの 元に生まれし 感激永遠に」

老生「父に似る 男の一念 母に似る 当てにされては 我身忘れる」

敦子「ちちははの 人生(とき)を豊かに 彩るは かけがいのない 人の輪ご縁」

老生「優しさは 弱きを助く 強さなる 父母の姿に 生き方学ぶ」

敦子「偉大なる ちちははの血が 流れしも まだひよっ娘(こ)の 五十路の我身」

老生「母と娘の つながり深し 気苦労も 互いにしあい 幸分かち合う」

敦子「忘れっぽい 語りし母が 老いの道 しわに刻むる 笑顔のあかし」

老生「父母ありて 外してならぬ 人の道 身を粉にしつつ 世を生き抜くや」

 

20221023日書き下ろし。師の長女敦子さんとの初コラボ。彼女の母の誕生日に思いを綴る]

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