ニュース性の乏しい道議会
17日定例道議会が開会した
コロナ禍の3年を含めた4年間
鈴木直道知事は何をしてきたのか
道議会議員は何をしてきたのか
喫煙室を巡る馬鹿げた騒動しか記憶にない
議員報酬と別に支給される政務活動費も透明化は進まない
知事のメディアの露出は過分に多かった
タレント張りした男前が誰かをくすぐったようだ
批判すればかばう熱狂的なファンに叩かれる
代議士で同じようなタイプがいまは蚊帳の外にいる
コロナ禍では同じ台詞を繰り返す
毎日記者会見しなくとも道広報でリプレービデオを流せば済んだ
お願いばかりで綴った原稿も対策なしでは効果なし
国のご機嫌伺いばかりで道職員も打つ手なし
突飛な全道休校宣言のパフォーマンスも
誰の入り知恵なのかいまでは理解できるだろう
政治生命をかけた寸劇の割にはトーンダウンで尻つぼみ
1期目に掲げた公約はほとんど廃棄寸前だ
「道民の命と暮らしを守ることを最優先にしながら、活力に満ちた北海道の実現」
さてさて新年度予算提案説明で語った具体策はまたも空論か
「あらゆるピンチをチャンスに」
人口減少問題や食と観光の推進を掲げた
ピンチ続きで何もせぬ事が惰性になっていまがある
夕張市政の後始末もせず放置してきた前例踏襲
なんの検証も為さずとも地位はこれからも安泰だろう
道議会
この4年ニュースに取り上げられた話題ってなに?
コロナにかこつけて何もせぬ
議員の活動も活躍もさしてなかった
選挙資金の回収の算段で頭を悩ます日々が続く
4月の選挙の資金集めは人力作戦展開中
定例議会の最中に地元との往復も活発化する
議会の論議などどうせ記事にはならず優先順位は明白なり
低調な論戦と既得権優先の議会運営が道民の期待を裏切り続ける
何もせぬ
しても大して評価ない
何かしたふりでもまかり通る
定例議会は答弁調整でさして問題なし
議員特権振りかざして偉ぶる者たち
生き残りをかけて選挙に臨む
[2023年2月18日書き下ろし、21日訂正。約6兆円の債残高を抱える道。財政再建への道筋すら提示できぬ道行政。知事への信頼度はいかばかりか。道議員定数も経費も見直すべきか]