猛暑の中での学び
3連休の中での2日間の研修は無事終わった
30度を超える炎天下
昨日は全国で39.1度の最高気温を記録した
2会場に詰めかけた多くの市民に感謝した
2時間を越える研修に時間を忘れるほど集中した
講話2本の間にグループワーク3本を挟むプログラム
詩編を主にした話の展開に戸惑いながらも食らいつく
ボランティアというと小難しい理論をかざす人がいる
難しい言葉で語って煙に巻く
情感に訴えるだけの経験もなく机上論で終始する
資料には暇つぶしにメモしただけで見直しこともない
ありがたいご高説を伺って家路につく
今日は違った
今日はいつのも座学と覚悟した
眠気を覚ますお茶を持参した
ペッドボトルの蓋を開けることはなかった
聴く 書く 考える 話す
あっという間の2時間だった
詩を読み上げ話をする
核心に感覚的に触れる気がした
お話を脳トレのように伺った
考えているうちに次々と出される質問
まるで真剣勝負のようだった
静かな語り口から紡ぎ出される熱い心
自分の心を覆い尽くした
これまでの活動の確信と
これからの活動への活力
エネルーギーを一杯いただいた
心から参加してよかった
参加しようと思うことでもうボランティア
今まで何らかにカタチでボランティアできていたんだ
勇気づけられた
ボランティアという言葉が嫌いだった
いつでも辞められる無責任な行為と考えていたから
でも自分の当たり前を捨てて真心を大切にしたい
人とふれあい話や個性を大切にしたい
相手の意見や考えを受け入れ楽しみたい
そして素直に行動していきたい
楽しかった
素直になれた自分がいた
答えは自分のなかにいつもあった
動き出すきっかけがほしかった
してきたことが間違えではないと確かめた
仕事で悩んでいた
朝まで来ることに躊躇した
来てよかった
何か吹っ切れた
ふいに涙が流れた
大丈夫と言葉をかけた
そんな別れが生まれた
新鮮だったという反応もボランティア観の変容も
自己との対話の中で抗うことなく受け止め受け入れた
難しいことではなかった
詩編は情感を刺激して心のありようと向き合った
具体的な事例は目からうろこが落ちるように心にしみた
参加者の飾らぬ言葉に心が洗われた
16編の詩編は家族や友だちと共有するだろう
共感の輪は人生をより豊かに彩るボランタリーな行動へと誘う
〔2023年7月18日書き下ろし。15・16の両日、愛知県豊田市でボランティア研修に臨んだ。一日目のレポートをする。豊田市社協の皆様と参加した市民の方々との出会いに深謝したい。Blogを3日間もお留守にしたのは初めてだ。研修の余韻に浸っていたと言い訳しとこう〕