倒れない不思議さ
厳しい世相に鈍感力をアップデートする
何をしてもミスマッチでも決してめげぬ
逆鱗に触れようと我が道を決してまげぬ
拒否されてもストーカーの如くしがみつく
老獪に媚びる腹芸は常に鍛え続ける
その場しのぎでいまの窮状を頑固に堪える
なんと揶揄されても凹んではいられない
不適材不適所な問題は他人事で始末する
理不尽な評価は海外で金をばら撒き人気を取る
不支持率が8割に迫ろうが代わる者はなし
ライバルと目された者たちもレースから脱落してゆく
小なる者たちが雁首揃えてスタートを待つ
行く末の方向感覚を失った政治家集団
忖度で影響力を奪われた官僚組織
口先だけの言論で糊口を凌ぐマスコミや報道機関
みんな
自己評価は甘かった
自己判断は遅かった
自己陶酔に酔っていた
みんな
政権の終わりの始まりを予感した
持ちこたえる政権に不思議を覚える
政権の面目が立つ辞め方に注目する
[2023年12月17日書き下ろし。毎日新聞の世論調査結果が出た。支持率16%。旧民主党・菅直人政権末期(2011年8月)の15%に迫った。内閣不支持率は79%。森喜朗政権の75%(01年2月)を上回り、毎日新聞が内閣支持率の調査を始めた1947年7月以降で最も高い不支持率になった。自民党の政党支持率も17%に急落。まだ底が見えないのが怖い]