心配性の効果
1ヶ月前にプレゼンの流れは確定した
だからそれを元にプレゼン原稿を書く
1時間であっても心配性が顔を出す
さして苦にはならないことなのに
でもみんなの思いを代弁する
1時間だからこそ心配性が眉をひそめ
表現する言葉を今一度精査する
人間尊重って簡単には言えない
1時間では足りないと心配性が図に乗る
一字一句が気になり出す
読みかけの本の一文が心に止まる
1時間を越えてしまうと心配性はセーブする
4年分の仕事の経緯をまとめる
淡々と説明するだけでは済まない
1時間をいかに有効に使うか心配性は前を向く
熱い思いが込められた仕事だ
聞いてもらうための工夫が求められる
1時間で共感を得られるか心配性は封印される
プレゼンのノートの書き込みが増えてゆく
目が薄くなりその対策にも追われた
1時間の資料は心配性のおかげで万全を期す
[2024年4月15日書き下ろし。16日午後から道民児連地区・市支部長セミナーがある。検討委員会の経緯と実績をレポートする。いつも仕事の心配性は、丁寧な準備を促す。使い切れに資料が安心を担保する]