誰かの琴線に
逆らえない現実
胸を掻きむしる
抗えない乖離
涙すら涸れ果てる
拒めない絶望
塗炭の苦しみは続く
突きつけられた現実
自力での解決を放棄する
追い詰められた判断
たじろぎもがき破棄する
問い詰められる良心
世間体は無視する
こみ上げる憤怒
迷走の果ての決断
遺棄への悔悟
倫理観の崩壊
強いる自己納得
衰弱した心にしみた一編の詩
「私がわたしを生きる」
わたしを生きられるようにしたい
琴線に切なるおもいが詩編と重なる
〔2024年6月21日書き下ろし。「私がわたしを生きる」は5月11日Blogでupした。自分を護ってほしいと願う〕