情報過多で選べない
情報過多で簡単に誰かとは決めかねる
グダグダに変色する政党色
ボロボロに批判される候補者
クタクタにもまれる公約もどき
ドロドロに煮えたぎる内部抗争
メディアは専門家の予想で賑わう
バタバタ当落の情報が入り乱れる
タラタラ愚痴をこぼすのは危ない
うかうか応援についたのが凶と出る
ガラガラな街頭演説では逆転は無理か
さてさて危ない立候補者の胸中はいかに
特権階級からただの人になる不安
特権を奪われることへの不満
特権で儲けられないことへの惜しさ
特権のありがたみを知ることへの悔悟
特権を独り占めにしたことへの報い
大胆な改革を提案することもない
相変わらずの信念なき小手先の改革案
小事に固執する姑息さは保身でしかない
相変わらずの派閥色とドンの組織体制
派閥の解散は再編成へと舵を切る
相変わらずの反省なき自己容認
能力よりも損得勘定と錬金術が問われる
相変わらぬ選挙後の民心を得たとの正当化
恥知らずではなく雪辱を果たしたと主張する
〔2024年10月20日書き下ろし。盛り下がる選挙戦。残り1週間で民心はどう判断するのか。不安が募る〕