傷つけられた子ら
いじめられてもだれにも言えない
いじめっ子がもっといじめる
いじめられてもだれも助けてはくれない
いじめっ子には味方が多い
いじめられても誰もが無視する
自分のせいにして押し黙る
いつか終わると我慢する
学校に行けなくなってしまった
不安だ鬱だと判断されておしまい
学校は信用できなかった
じゃれてると誤魔化す
仲良く遊んでと声をかける
困っていても見て見ぬふりする
忙しそうにして話をそらす
うさんくさい顔で話を聞く
嫌な感情を隠すことはしない
調査が入れば軽微に記入する
決して教師のせいにしてはならない
不登校児の問題もいじめの問題も手に余る
教師の主観の調査では子や親との意識のズレが生まれた
事実に基づいた調査項目に変更しても学校の原因責任は問わない
週1程度の接触があれば学校としての責務を果たしているといえるのか
親の経済的問題や家庭環境をどこまで把握してるのか
その影響を科学的に証明できるのか
その解決は手に余るので専門機関に委ねるのもいい
傾向の把握だけで学校は何も指導できないと宣言したようにも見える
一方的に子どもや親にその原因を求めるのはいかがなものか
「まずは学校が子どもや保護者との信頼関係を築くことができる態勢を整える必要がある。そのためには早急に教員や専門職を増やし働き方改革を進めなければならない」(朝日新聞2024/11/03社説一部引用)そうだ
教員は多忙につき不登校やいじめ問題に時間を費やすことはできない
よって増加する不登校児への対応は滞っているのは仕方ない
働き方を変えて待遇も改善されればこの問題に対処することができる
それまで緊急性を要しない限り現状維持しかない
大手の新聞社にも学校の実情を広く周知していただき感謝する
教材研究すら出来ない現状で果たして授業はどう成立するのか
もう一つ採用する人材の多くは新人であり期待するのも怪しい
「一人ひとりの子どもに最適な支援を考え実行する」(前掲社説引用)
言うは易く行うは難し
〔2024年11月3日書き下ろし。沸々した嫌な感情は学校不信に喘ぐ子と親の姿だ。学校や教師への支援がやらない理由に転嫁している〕