これからも書くだけのこと
2022年に書いた詩333編
コロナ禍の真っ最中
政治と暮らし方が中心だった
コロナで困窮した苦い日々を記録した
コロナで迷走した安倍政権を切った
子どもの詩があまりにも少なかった
関心は子どものいじめと自死だった
学校と教師の抱える問題はいまも変わらない
生き方の詩があまりにも少なかった
社会や政治への憤懣を優先した
老いていくいま内面との対話が始まっていた
忘れ去れていく時代の記録だった
誰もそれを見直すことはない
自民一党で支配した時代の抗いだった
誰もそれを気にかけることはない
朽ちてゆく憂鬱な時代の詩だった
誰もそれに関心を示すことはない
自分の生きた時代を書き綴った印しになった
誰もそれに価値など見出すこともない
2023年には423編の詩をアップした
どんな傾向だったのか確かめよう
きっと政治への切り口は剃刀だろう
子どもへの関心が衰えてはいない
振り返りながら自分史を刻み続ける
感性が鈍くなるまで書くだけのこと
2024年の終わりを前にして思う
詩文に人生の仕舞い方を託していこうと
Blogを読んでいただける方への感謝を込めて
〔2024年12月26日書き下ろし。今年も400余編の詩をupする。書くだけの日々を喜ぶ〕