一人仕事の風景
自室で一人仕事を続ける
毎日机にかじりつく
土日もない日常の風景
パソコンの画面だけが世界とつながる
自室で一人仕事に励む
日々データ処理にくれる
何も貢献することのない風景
思考を刺激するだけで世界とつながる
自室で一人仕事に没頭する
読む文書にキーワードが浮いてくる
詩作モードに移行する風景
感性をキーボードを叩き世界を思う
自室が一人仕事の職場である
ペイされるものは何もない
生かされていると実感する風景
言葉に息吹を与えることで世界が見える
自室から一人仕事の思いを発信する
想像力をたくましくする
創造する詩作に集中する風景
blogに書き込み世界との出入り口となる
自室を一人仕事から世界を呼び込む
関わる事案が仕事をつくる
求められる喜びが空気となる風景
衰えぬよう心して世界と関わる
〔2025年1月23日書き下ろし。ある法人の事務所で一仕事終えた後、その職場の空気を感じつつ一人仕事をおもう〕