Storyをつくる
幼児教育に関わる詩集の編纂をする
詩編を選び直す作業が終わった
ようやく80編に収まった
悩ましいのはStoryだ
いままでもStoryをつくった
小テーマごとに束ねる
詩集は「くるまれて」と決まっている
3月中旬に一度編纂した
カット写真をお願いした際欲が湧いた
再度選び直しをする
ここ10年間の詩編を見つめ直した
幼児に関わる詩編の貧しさを知った
1月あるBlogに「夢織りし子らに」をアップした
この詩編は「紙」にはなっていない
幼児と保育士に焦点を当てた詩集だった
幼児の内心を探求し子から学ぶことを1とした
どのような興味や好奇心を持っているのか
そんな言動から何を学ぶのかを探る
幼児に関わる仕事への向き合い方を2とした
どのような喜びや悩みを持っているのか
職業人としてのあり方も問いたい
保育に関わる私という存在のあり方を3とした
どのように社会や世間と向き合っているの
人としての生き方が問われる厳しさを知った
こうして書き出していくとようやくStoryが見えてくる
まずは一つひとつの原稿を3つの山にしよう
さらに小分けする作業を通してStoryが織られていく
調和された詩集に編纂されるにはしばし時を要する
この作業ほど作る喜びを刺激されることはない
どんなStoryが生まれていくのか期待しよう
〔2025年3月26日書き下ろし。ようやく詩集の最終段階に入った。なにかすぐには終わらぬよう楽しみを奪われぬよう抗っていた自分を笑う〕