詩を奏でる

なんと贅沢なことか

ひとり舞台に立つ

自作詩を朗読する

 

共演者はいない

発するのはひとり

他の音は静寂が遮る

 

詩は感性のメロディーを奏でる

詩はハーモニーを心に編む

詩は心地良いリズムを刻む

 

詩の世界を演出する

詩に魂を吹き込む

詩が躍動し絵を描く

 

共鳴する空間に言霊が広がる

共有する歓喜が観客に伝わる

共感する詩文は生命を授けられた

 

20251022日書き下ろし。詩の朗読は音楽でありたい〕

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