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知性とは

知性が疑われる 品性の底が見えた 知性が劣悪になる 品格が損なわれた 知性が不正を擁護する 品行が暴かれた   知性とは何か たゆまぬ自問への思索 湧き出る感情の抑制 善悪の判断との葛藤 行動への確かな裏付け 遊び心を刺激する装置 社会事象への関心と分析の目安 冷静沈着な意思決定への誘因 自由意志の解放と学びへの渇望 強欲・憎悪・冷徹さの拒絶と否定 固定観念の打破と発想の転換 利権の巣窟と不正の温床からの離脱 悔いある過去の恥辱と清算 誠実なコミュニケーションでの意思疎通 近未来の創造のモチベーションと地図化 自己再生への道を標す羅針盤   [2023 年 12 月 15 日書き下ろし。国内外トップクラスの大学出の政治家たちは、その学歴を汚し知性を劣化させることほど、国政のマイナスは計り知れない ]

火の玉となって燃え尽きよ

日露戦争では三国干渉で失った旅順の露の要塞を何度も攻略する  バルチック艦隊の入港と殲滅を優先し 203 高地を攻略すべし攻防が続く 火の玉となり敵弾に倒れし兵士の屍を越えて陥落させる   上海事変では悲壮忠烈の極めと称された肉弾三勇士がプロパガンダされた 鉄条網破壊の爆薬を抱いて突入し生還に失敗し爆死した 3 人を軍神と称えた 火の玉となって自爆した者たちが戦意昂揚の具にされてゆく   太平洋戦争では大政翼賛会が「進め一億火の玉だ」とスローガンをぶった 米は本物の火の玉を広島と長崎に落とし火の海にした 沖縄では米兵たちが火炎砲で珊瑚礁の洞窟に潜んだ住民を焼き殺した いまも火の玉はウクライナやガザの街を焼き人が殺戮されてゆく   戦争という愚かな戦いを鼓舞する火の玉の想像力を欠いた者がいた 火の玉となって自民党の先頭に立って取り組んでいく 政争という愚かな戦いに挑む覚悟を火の玉になぞらえた者がいた 何の策もなく精神論を誇張し多大な犠牲を強いた旅順攻囲戦が蘇る 支持率 17 %という後のない戦いに火の玉にしかなぞらえなかった者がいた 広島の出自は原爆の火だるまになった悲嘆にさえ心寄せることが出来なかった   肉弾三勇士になるしかないのか 自民党派閥主義を自壊させる 安倍神話を歴史上から破棄する 政治資金改革の忠烈の士として名を残す   その前に火の玉の導火線が短くなってきた どうする岸田政権! NHK 大河ドラマも最終回が近づいた   [2023 年 12 月 15 日書き下ろし。徹底的に特捜部は実態を究明し法の裁きをしてほしい。次年度の予算が遅れることを政権擁護の理由にはならない ]

一気呵成に

勢いのあるときには 一気呵成に攻めるしかない 勢いを増したときには 一騎当千を誇示するしかない 勢いに乗ったときには 一瀉千里の境地で愉しむしかない   勢いに陰りが出たときには 一進一退を続けるしかない 勢いが弱くなったときには 一知半解を知るしかない 勢いが止まったときには 一所懸命に誠意を尽くすしかない   勢いに押されるときには 一張一弛に動くしかない 勢いに流されるときには 一触即発を避けるしかない 勢いに飲み込まれるときには 一刀両断に迷いを切るしかない   勢いは時の運 勢いは人の運 勢いは事の運 一視同仁の運から見放されたと潔く覚悟せよ   ※一騎当千(いっきとうせん)並外れて強いこと、抜きん出て優れたりしたたかであること。 ※一瀉千里(いっしゃせんり)物事が滞りなくすみやかにはかどること ※一知半解(いっちはんかい)浅薄な知識・理解しか持っていないこと ※一張一弛(いっちょういっし)ほどよく緩急をつけて物事をすること ※一視同仁(いっしどうしん)すべての人を分け隔てなく平等・公平に慈しむこと   [2023 年 12 月 13 日書き下ろし。国会が閉会した。内閣不信任決議案も否決される。 14 日には、一部閣僚のすげ替えが行われる。勢力の萎んだ者のあがきが聞こえる ]

師走に疾走せよ

呑気こいてはいられない その場しのぎで反感買う 場当たりの人事は動かず動けず   滞る国政の責任は誰だ 派閥に与したオレか いやいや金は雀の涙   勝ち馬に乗った 弱小派閥の長がトップを仕留めた 礼を尽くして地盤を固めた   カリスマ性はすでにない オレも切られる パシリで売っただけなのに   求心力がドンドン落ちた 何を言っても歪曲される やってもないのに叩かれる   解散風が吹いてきた オレもこのままでは終われない 地元に早く地元に帰らねば職を失う   ここまできたらもういいか トップをとっても何もしてない そもそも上がりが仕舞で良しとする   ここまでくるのにどれだけ苦労したか やり切れないおもいが湧き上がる このままでは終われない終わらせない   [2023 年 12 月 13 日書き下ろし。 13 日夜から地元に帰る。師走のせわしさにかき消されそうな我が身をおもう。常に我が身可愛さからのボロの出し合いか ]

凋落への道

人の世の栄華は決して長くは続かない 始まりがあればいつか終わりを迎える 一代の光明はいまエネルギーを出し尽くす   目映い光が闇を隠した 閃光の輝きが正体を隠した 眩しい光の強さに目を覆った   いまだ光の中にあると錯覚する いまも汚れた闇の栄光を信じる いまも凋落の道に踏み止まる   いつしか光は弱まり闇を照らし始めた おこぼれにすがったやましさが闇に浮かぶ 抑圧された良心が小さな声を発した   虚栄と虚偽が闇を支配していた 慢心と傲慢が闇に充満していた 潰されていた良心が小さな声を吐き出す   欺瞞を裁く一筋の光がさした 新たな光は凋落の道へと誘った 人として立ち戻る悔恨の一点を照らした   凋落から逃れる術はなかった 権力も金も無力だった 凋落は世の習いで必然だった 栄華の闇の世界が暴かれた 凋落を甘受しなければ次はない 出処進退の判断はすでに選挙民にある   [2023 年 12 月 13 日書き下ろし。岸田派も当然出てくる。キックバックの闇は深く広い。自民党という組織が築いてきた虚構の塔 ( 党 ) が闇の世界に立つ。情けないのは野党という印象が強くなるこのが自民党を延命させる要因であることに失望す ]

うずきが走る

なぜかうずきが収まらない ダレれた姿が鬱陶しい この体たらくが情けない   なぜかうずきが止まらない 他人事の姿が浅ましい この鈍感力が疎ましい   なぜかうずいて筆走る 切り込む姿に気力得る この悲しき思考が悩ましい   なぜかうずきが手に余る 叩く姿に世を映す この尖った言葉が勇ましい   なぜかうずきが支配する 慢心の姿が恥ずかしい この拙い知見が忌まわしい   [2023 年 12 月 12 日書き下ろし。毎日のように次から次へと情景が浮かび批判の言葉が発せられる。その源にあるのは「うずき」そのもの。無恥と知りつつ書き続けるしかない ]  

乾坤一擲の勝負

派閥の解体 乾坤一擲の勝負に出よ   すでに次はない 見限られるのは時間の問題だ 名を惜しむなら動け   潰れるか潰されるか 躊躇する時間はない 名を残すなら即断せよ   土塊に帰るのか 嘆くだけの時間の猶予は残された 名はつまらぬ者と同列に並ぶ   雄弁の時は過ぎた 解体の号令一下の時間はまだある 名を刻むなら歴史に挑め   勇気と決断こそ改革の道を開く 権力の夢の時間はすでに止まった 名を賭けて乾坤一擲の勝負を仕掛けよ   退場するだけの存在にどんな未練がある 時勢を冷静に判断して後の世の為の実績を残せ 名に恥じぬ乾坤一擲の勝負に出よ   ※乾坤一擲(けんこんいってき):運を賭して越水の大勝負に出ること。運を天に任せ思い切ってやってみること   [2023 年 12 月 11 日書き下ろし。チマチマとした小心者が間違えて座った椅子から転げ落ちる姿を想像するより、このタイミングで退場の置き土産として派閥解体こそが政治家としての矜持を示すことになる ]