今日は心晴れ時々笑い声
今日は晴れ 幼子に会える それだけで心が弾む 講堂に集まった年少の愛らしさ 年中さんも元気がいい 年長さんはお利口さん 魔女になった副園長先生のお話 ハロウィーンの逸話を語る ハロウィーンは魔物に襲われないよう化けるのだと 集中して聞き入る子どもら 怖いときには声を上げる 今度はハサミを取り出して紙切りを始める カボチャとコウモリを切り出すと歓声が上がる 出し物は先生方の小劇場 イベントの度に用意する 魔女とドラキュラとミイラ男が登場する 舞台から下りて人間の子を捜す お化けの仮装をしている幼子はみな大きな声を上げる 講堂いっぱいに楽しげな声で満たされる カボチャのパイを焼く魔女は大きなカボチャを持て余す コウモリの助け船で 3 人でカボチャを抱えてようやく料理する 焼けた大きなパイを披露してジエンド 幼子も小一時間愉しんで教室へと戻っていく 着ていた衣装は保護者がそれぞれに工夫を凝らしたものだった 顔に魔女のペイントをしていた子と目が合った 恥ずかしげな笑顔が印象的だった 明日から 11 月 次の大きなイベントは生活発表会 本番当日は根室標津で仕事中 だからリハーサルの日にお邪魔する 先生と親との共同作戦で楽しい会が始まるのだろう 幼子を真ん中にした保育の世界に魅入られて会いに行く 教育の初期の発達段階を学び直す大事な現場に触れる 受け入れられることに感謝しつつ心の晴れの日を待つ 〔 2024 年 10 月 31 日書き下ろし。発寒にこりんこども園にお邪魔した。吉村幸子園長先生と佐藤亜美副園長には感謝しかない。保育談義に花を咲かせてつい長居してしまった〕