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ようやく世界と再び繋がった

この一週間 Blog に嬉々なる事態が生じた この数ヶ月外国からのアクセスがなくなった Google の意図的なアクセス制限を疑った   11 カ国からアクセスがあった 数十カ国あったアクセスの三分の一の回復 金曜と土曜はアクセスがダウンする 理由は不明だが国内のアクセスもアップした   海外ではシンガポールがダントツだった いまは米国が増えている 初めて聞く国名もあった ブルキナファソってどこだろう?   世界の誰かとどこかで詩と出会っいる 何だかほっこりして嬉しい 世界と誰かと心が繋がっていると想像する 何だか国境がなくなり愉しい 世界の誰かと戦争と平和を考える 何だか人として心がたぎるのを感じる 世界と共生の課題を誰かと共有する 何だかまだまだ書けそうな気がする   どうそ口コミでこの Blog を広めてください どうか英語版の Blog も読んでみてください 鳥居一頼のこころおきなく英語版 ( kokorookinaku2.blogspot.com )   『 2026 年 4 月 5 日書き下ろし。世界と再び繋がった。よかった』   ※ブルキナファソはアフリカ大陸の西部にある内陸国で、国土面積は日本の約 7 割ほどの広さがあります。北緯 9 度から 15 度付近に位置し、首都のワガドゥグーは国土のほぼ中心にあります。国土の北部は徐々に砂漠化が進行していて、中南部には草原が広がっています。ワガドゥグーの気候は、平均気温が年間を通して 28 ℃前後と暑く、年間降水量は 700 ㎜程度です。雨季と乾季に分かれていて、 5 月から 9 月が雨季にあたります。 ブルキナファソの主な産業は農業と鉱業です。農業においてはアワやトウモロコシの生産がおこなわれています。日本はブルキナファソから、油用のゴマや綿の輸入しています。鉱業においては金鉱の採掘がおこなわれています。国内では仕事に就けない人が多く、周辺諸国へ出稼ぎに出る国民も少なくありません。 住民の大半がイスラム教徒で、次いでローマ・カトリックやアニミズムが信仰されています。フランスの植民地であったため、公用語はフランス語となっています。 ...

無関心と無気力を問う

「無関心は無秩序のもとだ。人間の無気力こそが、邪悪が種を育む肥沃な土壌となる」 『ロスト・シンボル』(下巻p262ダン・ブラウン著角川書店210年刊より) 無関心でいては権力者の思う壺だ 監視の目を注がなければならない 安直に同意してはならない 安易に従ってはならない 隷属せぬよう用心しなければならぬ 無気力であれば権力者の思惑通りだ 厳しい現実から目を背けてはならない 理不尽な格差を容認してはならない 不公平な偏向を黙認してはならない 盲従せぬよう批判の芽を潰してはならぬ 狡猾で邪悪な種は蒔かれる 肥沃な土壌で育ててはならぬ 諦めと妥協の肥料を足してはならぬ 放任と放置の垂れ流しをしてはならぬ 空気を読む同調圧力に屈してはならぬ 無関心こそが強権な支配を許す最大の味方 無気力こそが強靭な体制を作る最大の環境 真理は歪められ不都合な真実は隠蔽される 正義は虚偽に貶められ詭弁がまかり通る あってはならぬことが始まる予感がする 民主主義を形骸化してはならぬ 無関心を絶ち無気力に抗おう 思慮を深め確かな判断力を身につけよう 迎合することなく自身の意思を表示しよう 人の世の道を照らし未来の子らへの責務を果たそう

弟よ

3 日 73 の誕生日を迎えた もう死ぬかと思った 電話口で涸れた声で訴えた 身体の自由が利かず動けなかった 呼吸も荒くなった でも生きていた   ともかく老年期から病気がちだった 原因不明の下半身の激痛に苛まれた 医師は手術や投薬をするが効果は薄かった 緊急に入院して 2 年半自宅で闘病生活が続く   塞ぎ込むことも多い オレより先に逝くなと檄を飛ばした 今春伴侶の運転で同級生と再会した 昨夏突然心臓発作で同級生が死んだ その弔いと妹の墓参をしたという   されど身体機能の衰えは確実だった 父の年まで生きてほしと願った 人っ子のいい奴だった 同級生からも後輩からも慕われた 口は悪かったが憎めなかった   幼い頃の想い出がふと蘇る 4 つ下の弟はよく遊びについてきた 可愛かった オレよりも頭は良かった 父と同じ職人肌が際だった 手仕事は完璧を求めた   オレの弟よ 今年もまた親父より先に逝くな 誕生日おめでとう オレの弟よ 今年は会いに行こう 誕生日おめでとう   〔 2026 年 4 月 4 日書き下ろし。電話口で弟の声をしばらくぶりに聞いた。嬉しかった〕

覚醒せよ

覚醒せよ どれだけ悲惨な事態に NO を突きつけるのか どれだけ醜悪な人間に NO と刃向かうのか どれだけ無垢なる命を差し出せば NO と拳を挙げるのか   覚醒せよ 強い憤怒は決して冷えることはない 強い憎悪は決して消えることはない 強い抵抗は決して緩むことはない   覚醒せよ 狂気の沙汰を放置してはならない 法を蔑ろにする暴虐を黙認してはならない 人道にも劣る卑劣漢を許してはならない   覚醒せよ 力なきゆえの盲従に浸ってはならない      貧困ゆえの隷従に諦めてはならない   理念なき無謀に騙されてはならない   覚醒せよ 無知を裏切りに利用されてはならない 欺瞞引き換えに殺人を犯してはならない 狂信の空気に支配されてはならない   覚醒せよ 対岸の火事を傍観する意識を変えなければならない 火急なる世界情勢の悪化に備えなければならない 安直な平和への希求は叶わぬものと覚悟せよ   覚醒せよ 繰り返される悲劇から目を背けてはならない 二度と誤らぬよう無関心を破棄しなければならない 覇権に酔うおぞましき人間の本性を歴史に刻もう   〔 2026 年 4 月 1 日書き下ろし。朝刊を読みながら強いやるせなさと何もできぬ憤りを感じた〕

いつか会える

求めても求めきれない 出会いと別れ いつか会えると切望 時は忘却の河に流れる   憧れても憧れきれない 出会いと別れ いつか会いたいと熱望 時は失意の河を渡る   恨んでも恨みきれない 出会いと別れ いつか会えるって噓 時は悔恨の河に沈める   学んでも学びきれない 出会いと別れ いつか会いたいと希望 時は未熟の河を泳ぎ続ける   望んでも望みきれない 出会いと別れ いつか会えると確信 時は無情の河に流される   憎んでも憎みきれない 出会いと別れ いつか会えるって無理 時は非情の河を過ぎる   愛しても愛しきれない 出会いと別れ いつか会いたいと願望 時は想い出の河となる   〔 2026 年 3 月 31 日書き下ろし。出会いと別れの姿を描いてみた〕

上機嫌は誰か

失敗は覚悟の上だった 見通せない結果に不安を抱いた 留まるよりも前に進む 成否は挑む者へのギフトでしかない   二の足を踏んで当然だった 説得は納得を求め得なかった 理解は事への情熱と引き換えた やり遂げたい衝動を抑制する   冷静沈着に事を運ぶ 相手との交渉は妥協点を探る 情報が錯綜する中優位な選択が強いられる 恣意に惑わされず本質を見極める   高圧的な要求は簡単には飲まない 対等性を堅持することに注力する 意見の相違は亀裂にはならない 安易な妥協を排除し粘り強く対応する   軽率な言動は決して許されない 緊張する交渉は結論を出さねば終わらぬ 時間を要しても現状は改善されない 深刻になることを防がねばならない   安直なパフォーマンスでご機嫌は取らない 追従と黙従そして妄信は外交を脅かす 周到に準備され挑むのは国益を守る為だ 難しい交渉の世界は素人の思惑を遙かに凌駕する   〔 2026 年 3 月 30 日書き下ろし。高市首相とトランプ大統領との首脳会談は果たして外交上いかがだったのか。外交に身を置く人たちの下支えに感謝する〕  

心のとげ

だれでも心にとげがある  言い知れぬ悔いがとげとなる 忘れられぬ失敗がとげとなる 己への裏切りがとげになる   だれでも心のとげに苦しむ 相手への妬みがとげとなる 相手への憎しみがとげとなる 相手への仕打ちがとげになる   だれも心のとげを抜けぬ 刺さったとげは忘れられぬ悔恨 刺さったとげは背負い続ける自責 刺さったとげは自戒する恩讐   だれしも心のとげから逃れられぬ とげは無恥なる心の疼痛 とげは卑しき心の戒め とげは悪しき心への警鐘   だれもが心のとげをいたわる 己の生き方の是非を判断するものさし 己の善悪を判断するせめぎ合い 己の言動の正否を判断する分かれ目   心のとげを感じつつ せめて悔いることのないよう 生きていくことが償いとなるのか   [ 2022 年 12 月 20 日書き下ろし。 70 年も生きてきたら、多くの悔いる思い出が蘇る。心にとげを刺して最終章へと向かう。2026年3月31日改めてその意味を問う]

しゃらくさい

しゃらくさい わけもわからずわかったふりする 訳知り顔が鼻につく 説教垂れる高慢ちきさが胸くそ悪い   しゃらくさい 知ったかぶりで教えたがる 物知り顔がいやらしい 人望も薄いゴリ押しが胡散臭い   しゃらくさい できる人間と勘違いする 先の見通しは怪しい おもねるだけの才覚を発揮する   しゃらくさい まだまだ出番があると思い込む 老害は過去の遺産を食い潰す 敵を作って弄(もてあそ)ぶ   しゃらくさい 狡知さだけは衰えぬ 騙しの技を磨くに磨く いつかだまし討ちに遭うまで続く   しゃらくさい 不信だらけで世も末と せめて信じた人と在たい ぼやくよりも己を正せか   しゃらくさい さもさもらしいのもダサいだけ 生きる拠り所を見つけたい しゃらくさいのは己と自覚する   〔 2026 年 3 月 30 日書き下ろし。ただしゃらくさいというだけならダサいと自認する〕

子を育てる

子を一人育てるには ひとつの村がいる   子はコミュニティにいる 親もコミュニティにある   子の問題行動は親に負わされる 村人は無関心を装うだけ   子はコミュニティから排除される 親はコミュニティから除外される   子は育ちゆく根を断たれる 村人は不穏な根を断つだけ   子はコミュニティを喪失する 親はコミュニティに孤立する   子を育てる機能不全が起こった 親を支える機能麻痺が起こった   果たして子を産み育てる村はあるのか 果たして子を見捨てない村はあるのか 果たして親が誇れる村はあるのか   村人の無関心こそ育つ力を奪う 村人の無干渉こそ育ち合う力を萎えさせる 村人のエゴこそ育てる力を無力化する   〔 2026 年 3 月 30 日書き下ろし。子育ての問題をコミュニティが引き受けないところに根深さがある〕

幼子の心根

幼子のやさしさの心根 どこから生まれてくるのかな 生まれもったものかな それとも母のこころかな   幼子のいじわるな心根 どこにあったのかな だれもおしえてはいないのに それともだれかがわるさしたのかな   幼子の分かち合う心根 どんなことから生まれたのかな だれもが当たり前にしてたのかな それとも母のねがいかな   幼子のかなしい心根 どうしても生まれるんだよね とめることはむりかもしれない それともためされているのかな   幼子のはてなの心根 どこでもなんでもしりたいんだよね せかいをかんじていたいんだよね それとも母のそばにいたいから   幼子のわがままな心根 どうにかしてもそうしたい へこたれないつよいおもいだね それともただのぐずりんぼうかな   幼子のやわらかな心根 どうにかなりそうでとろけてしまう ねがおにみとれてほっぺをなでる それともかるくキスをする 〔 2026 年 3 月 30 日書き下ろし。母の 13 回忌。長男で生まれたことでどれだけの愛情を授かったのだろうか〕

かさぶた

心から血を流した 傷ついて 傷つけて 掻きむしった 慟哭の悲痛 悼むことを拒む阿鼻叫喚   薄いかさぶたを剥がす 出来ては剥がす 何度も剥がされる 壮絶な苦闘 悼むたびに心渇く阿鼻叫喚   無情を叫ぶ 涙涸れぬ 涙枯らさず 愛の絶望 悼む深さゆえの阿鼻叫喚   無念を苛(さいな)む 悔いる 蔑む 死生の葛藤 悼むことを抗う阿鼻叫喚   子の自死を受け入れる かさぶたを愛しむ かさぶたは癒やす 魂の交わり 悼むことに導かれる祈り   〔 2026 年 3 月 28 日書き下ろし。自死した子を持つ母の慟哭と祈り〕

魂の宿る場所に

衝撃は想像を遙かに超えた 慟哭するしかなかった 死霊に取り憑かれた子を救えなかった 張り裂ける胸を強く打ち続けた 夢であってと嗚咽をあげる 残酷な現実が時間を凍らせる   悔悟が強く支配する 何か出来たはずだ 何が足りなかったのか 何でもっと話さなかったのか 何を躊躇っていたのか   追い詰める母の胸に去来したのは何か 人を疑うことのない純な子だった 人に憎まれるなどあり得なかった 仕事で悩み苦しみひとり抱え込んだ 真面目で優しいがゆえに逃げ場を失った 死に神は母を絶望の淵に落とした   生への執着が断たれた瞬間絶句した 止めようと抗ったが生存を拒絶された 慰めは心に響くことなく霧散した 悲嘆の波は繰り返し襲い自らを貶めた 母は深甚な自責の念に縛られる   終わりなき葛藤が始まった 受け入れ難い現実をどう受け止めるのか 忘れがたい記憶とどう向き合うのか 終わりの始まりにどう立ち上がるのか   母の胸に去来する魂の叫び 抱きしめた魂を宿るべき心に置く 抱きしめて魂の宿る場所にそっと身を委ねる 抱きしめる母の元に還ってきた魂と祈りを捧げる 母と子の魂の救済の場はいつの日か訪れよう   〔 2026 年 3 月 27 日書き下ろし。( 1745 )「断腸の思い」の続編。自死した子の母がどう回復への道を歩むのか。物質的存在が消滅したゆえに、母と子の魂の救済があって欲しいと〕

断腸の思い

自死で子を喪った母 その苦しみは 腸が裂ける痛みに喘ぐ   母は痛みから解放されるのか 子の喪失から癒える日は来るのか 母と子の魂は救済されるのか   時が止まった瞬間に 母は抗えぬ悲嘆にいる 子は未来を閉じた   〔 2026 年 3 月 26 日書き下ろし。息子の自死に向き合う母と出会った。何をか語らん。驚愕し言葉を失う〕

子に添う者よ

子に添う者よ 覚悟はあるか 有形無形に与えしことに   子を諭す者よ 至難を知るか 響かぬは心なしことを   子を導く者よ 己を信じるか 真理を伝えしことに   子に背かれた者よ 罪を悔いるか 道理に外れしことを   子を愛する者よ 無償の愛を注ぐか 万全を尽くせしことに   子と歩む者よ 人生の喜びを語るか きみと出会えしことを   子と学ぶ者よ 共に真理を見るか 解を問われしことに   [ 2022 年 12 月 14 日書き下ろし。子どもに添うことの喜びは人生の糧である。2026年3月26日朝日新聞1面は子どもの自死を取り上げた。自死した子にだれが添うことが出来たのだろうか。悲嘆にくれる母の姿が痛ましい。そして旭川で5年前に起こった壮絶ないじめ事件は、市が7000万円の賠償金を支払うことで結審した。学校の責任は大きい]

再び子どもの訴えを

あなたは子どもの声を素直に聞いたことがありますか? か細いいまにも消えそうな声を聞いたことはありますか? 何か言いたそうにして目で訴えている心の声は聞こえましたか? 尋ねると何でもないと言われて聞きそびれたことはないですか?   子どもはいじめられても自分のせいにします 子どもは不安を自分で抱えてしまって困っています 子どもはおどおどしながら声を出せずにいます 子どもは親にも先生にも言えず押し黙っています   言いつけたと言われるから先生には言えません 言ってもいじめではないとあしらわれます しまいに握手させられおしまいにさせられます でも陰で余計にひどい目にあわされます 周りは関わりたくなくて避けていきます だからなおさら先生には言えません   先生は忙しいから子どもの声が聞こえません 先生は忙しくしてるから子どもの声は聞けません 先生は忙しそうにしてるから子どもは声を上げられません 先生は忙しいので子どもはそばに寄りつきません 先生は忙しいふりして子どもをほったらかします 先生は忙しいと言い訳して子どもから逃げています   いじめがあっても気づきません いじめをとがめることさえできません いじめではないと決めつけます いじめの定義すら知らずに訴えを軽くみます いじめを知っても見て見ぬふりします いじめられる子に問題があるとかばいます 時にはいじめに加担して楽しみます いじめが発覚しても知らなかったで通します いじめを追求されたら責任逃れに徹します いじめの指導のできぬ先生ほど自惚れています いじめではなく悪ふざけだったと言い返します 子どもはそんな先生の正体を見透かしています 子どもの味方になるのかどうか判断しています   信じられない先生 頼りない先生 無視する先生 裏表のある先生 えこひいきする先生 平気で悪口を言う先生 事実を握りつぶす先生 高圧的な先生 ずる賢い先生 嘘をつく先生 嫉妬深い先生 ひねくれた先生 責任転嫁のうまい先生 授業のできない先生 指導のできない先生 最悪なのは人間味のないつまら...

無事14管内完走

昨年 12 月民生委員児童委員が改選された 2000 人弱の新任を対象とした法制研修 道内 14 管内での開催も釧路で終了した   7 年前から詩を教材にしたワークショップをした 全国でも誰も手がけたことのない手法だ 受講した数は経験者も含め 7000 人近くなる   3 年に 1 度の改選に詩集を研修資料とした 第 1 集『情緒は私を支配する。論理よりも強く』  第 2 集『こころ耕しこころ紡ぐ“わたし”になる』 第 3 集『わたしが必要とされる理由』   80 篇に及ぶ詩編は受講者の心を揺さぶった 一編の詩は初対面の殻を簡単に破った 笑顔と笑い声がいつも会場に溢れた   毎年冬期間の日程は雪との闘いだった コロナで中止に追い込まれたことも懐かしい 今年の網走は管内に暴風雪警報が出て中止された   JR より時間を要してもリクライニングシートを選んだ 4 カ国語の車内案内や乗客の乗り降りが煩わしかった 都市間バスでの移動は片道 5 時間も当たり前だった   確実に老身には移動が堪えだした 喜寿を越えた時から引き際を決めた 手法の継承は難しくとも後継者は育てた   詩を活用した手法と語りはまだ終わらない 三冊の詩集を世に出せて感謝しかない 心ある人はいまもページをめくるかも知れない   民生委員児童委員としてどう関わるのか それは地域に生きる一人としてのあり方でもある その問いは人としてどう生きるのかに発せられる 詩編は人間としてのあり方を問い続けていくだろう   残された詩集はその一編でも心を揺らしてほしい まだ伝えてゆく機会はいくつか予定されている 道民児連の機関誌「アンテナ」での詩の投稿は続く   長きにわたり道民児連のサポートに感謝したい とりあえず初任者研修の講師は無事卒業する 詩作し続けることが限りある愉しき思索の時と知る   〔 2026 年 3 月 26 日書き下ろし。ひとつの役目が心穏やかにして終わる〕

学び続けるということ

無知であってはならない しかしすべてを知ることはできない 学ぶ意欲だけは持ち続けたい   どんなにあがいても知り得ない しかし知りたいというおもいは消せない 学ぶ謙虚さだけは持ち続けたい   学び続けるということ 学ぶこころがわたしを育てる 学ぶ意思がわたしを強くする 学ぶ中身がわたしを守る 学ぶ機会がわたしを耕す   共に学び続けるということ 学ぶ出会いがわたしを豊かにする 学び合う知がわたしを奮い立たせる 学び合う友がわたしを信念に導く   さらに学び続けるということ 学ぶたびにわたしの古き殻を破る 学ぶ価値がわかればわたしをひるまない 学ぶ意味がわかればわたしは逃げない 学ぶ理由がわかればわたしは生きていける   学びは未知なる世界からのメッセージ 知ることは果てなき生存欲求 学び続けることはよりよく生きることへの誘い 知ることは自己存在の証明 ともに学ぶことは知の世界の共有 知ることは自己陶冶と相互承認   動くことでしか生まれない学びの世界 動かなければ変わらない学びの世界 動いて始めて実感する学びの世界 学びの世界に身を置きながら苦悶し続ける   [ 2022 年 12 月 11 日書き下ろし。学びの本質をいまも求めつつ悩み楽しむ]

はしゃぐ

はしゃがずにいられようか 胸のつっかえがぶっとんだ いたたまれない不安がすっとんだ 歌え踊ろう飲み明かそう   だれもが歓喜した 抑え込まれたうっぷんが爆発した 押し込められた不満が堰を切った 歌え踊れ飲み明かそう   闇夜に光が眩い 戒律が解き放された 束縛から自由になった 歌え踊れ飲み明かそう   勝利でも敗北でもない 人間であることの喜びだ 生きていくことへの渇望だ 歌え踊れ飲み明かそう   はしゃぐことしかいまはない 心の為すがままに身を任そう 心の導くままに身を託そう 歌え踊れ飲み明かそう   はしゃいではしゃいで 二日酔いの体たらくを晒す はしゃいではしゃいで 心を空っぽにする はしゃいではしゃいで 時代の悪霊を削ぐ   はしゃがざるを得ない 悲運からのいっときの忘却 〔 2026 年 3 月 20 日書き下ろし。 WBC でベネズエラが優勝した。世の暴政の中で生きる人たちのいっときの歓喜を想像する〕

焦慮する

思うようにことが運ばない 苛(いら)つく 見通しの甘さを人に当たる 振り向けばそっぽを向かれる 計算高い男の誤算   思うところに進めない 苛立つ 直感が外れて人を責める 号令をかけてもスルーされる 計算できない男の無策   思いの外に悪化する 焦り始める 被害は甚大と威圧する 朋友は勇んで戦意を鼓舞する 計算を度外視した男の孤立   思っても叶わない 焦る 反論に切れる やり口に吐き気をもよおす 計算しきれない男の焦燥感   思いは崩れてゆく 焦りまくる 恐喝も武力も効かぬ やりたい放題に反旗が翻る 計算は金しかない男の末路   〔 2026 年 3 月 20 日書き下ろし。いま世界中にいるおぞましい男の顛末を見たい〕

準備は敬意を示す

仕事を受ける 求められていることは何か 課題を明確にして構想を立てる   仕事を想起する 物語るとは何か 際立つような流れを語る   仕事を始める 外してはならないことは何か プログラムの構築にかかる   仕事を練る 期待度とは何か 詳細なプランに落とし込む   仕事を整える 必要な段取りは何か 必須な情報やスキルを検討する   仕事に取りかかる 準備すべきものは何か すべて新たに作り込むかも判断する   仕事を吟味する ベストとは何か 組み込み作業を開始する   仕事の準備を終える 熱中するモチベーションは何か 相手への敬意以外は無でありたい   [ 2022 年 12 月 6 日書き下ろし。自分の仕事の段取りについて考えた。授業でも子どもへの敬意がなければ互いの信頼は育たない。学校も新年度を迎える準備が始まる。再掲して準備の本質を提示する]