小休止長引く
長い小休止になる 世の流れに感応できず ただ静かに傍観する 長い小休止になった 世の雑踏に言葉が拒む ただ湧き上がるまで待つ 長い小休止の戸惑う 世の廃れに抗えず ただ沈黙の時を刻む 長い小休止は予想だにしなかった 世の移ろいをようやく感受した ただ漫然といることに飽きていた 長い小休止は初めてだった 世の人の有り様を眺めた ただ言葉がしびれを切らした 長い小休止に終止符を打つ 世の不穏な空気を読む ただ現状への同調を拒む 長い小休止は何ももたらさず 世の動きも緩慢だった ただ五輪の歓喜が幸いだった 〔 2026 年 2 月 23 日書き下ろし。ようやくキーボードをタッチした〕