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2月, 2024の投稿を表示しています

老いてこそ

老いてこそわかることがある 見えなかったことがくっきりと浮かび上がる 知らなかったことにはっと気づかされる 聞けなかったことをしっかりと尋ねる   老いてこそ心得ねばならぬことがある 人との出会いの不思議と必然さを 人との語らいの知見と経験の豊かさを 人との諍(いさか)いのつまらなさと悔いを 人との別れの辛さと深い悲しみを   老いてこそ確かねばならぬことがある  若き者たちに伝えるべきおもいはあるのか 若い者たちに残すべきことはあるのか 若き者たちに苦言を呈すべきことはあるのか   老いてこそ疎(うと)まれてはならぬことがある いのちあるものに慈愛のまなざしを熱く注ごう 若き者たちの明日が希望に満ちることを祈ろう 死する覚悟をもっていまを生きる   老いてこそ為すべきことがある 目と相談しつつ読書せよ 常に政治の動向を注視せよ そして愛する人に添え   [2024 年 2 月 29 日書き下ろし。 3 月 3 日に 84 歳を迎える師から学んだ老いに向かう人生の生き方。同伴することに感謝したい ]  

汚れた雑巾

汚れた雑巾では汚れは落ちない 汚れを隠してもいまさら隠しきれない   汚れた雑巾は異臭を放して蔓延する 臭覚は麻痺して汚れたままにする   汚れた心では汚れすらわからない 改悛などありえないしするはずもない   汚れた手であわよくばとしがみつく 寄りかかっていた椅子は手垢で汚れていた   汚れた言葉は自滅へ導くだけだった 鈍感な判断は遅きに失する   汚された場は不信を醸成する 信用ならない者たちが首を洗って待つ   汚した者たちが平然と黙して語らず 汚した雑巾で顔を拭くように居直る   [2024 年 2 月 28 日書き下ろし。 2 月 26 日の国会で、立憲民主党・野田元首相は「(政治刷新本部)メンバー 38 人なんですが、これには安倍派の議員も 2 桁近く入っている。汚れた雑巾では汚れを落とすことはできません」と岸田首相に迫った。政倫審の出席を巡った与野党攻防は、総裁として首相が自ら出席することで他の疑惑議員に呼びかける異常な事態を自ら招くも、いつもの煮え切らない収拾の結果、政治不信は益々深まる。情けない御仁だ ]

朗読は音楽

坂本龍一が吉永小百合に語った 「朗読も音楽です」 「固く閉ざした心を開くのは音楽や朗読や映画などの芸術だ」と   自作の詩を朗読する おもいを語る 時に言葉に強弱や高低を加える 語彙と語彙の間を取る   柔らかな旋律 強く響く旋律 悲哀がこぼれる旋律 楽しげで明るい旋律   声の質と滑舌の悪さを戒める 詩に溺れず感情に委ねてはならない 一つ一つの言葉を丁寧に表現する 朗読は表現者の人間性を突きつける   自由自在に奏でる一人舞台 詩のテーマに迫る思考と感性の調和 聴衆との間に架ける心の通い路 共鳴と共感の空間の創造   芸術にはほど遠い 朗読を音楽であることが嬉しい 謳うことは歌うことなのだ 詩は音楽なのだ   謳うことに恥じらうことなく堂々と 詩を描くことの感受性を生き生きと 曲想を演じることに悠々と 一歩前に   [2024 年 2 月 26 日書き下ろし。吉永小百合の故坂本龍一を語った記事に見つけた言葉。朗読は音楽である。朗読の意味と役目を見出した。だから一歩前に ]

誰でもやる

誰かが勝手にしている 誰かにかつけることはやめよう   誰かやってくれる 誰かに期待することはやめよう   誰でも出来ることがある 気づいたことから始めよう   誰でも挨拶ならできるだろう マスク越しの黙礼から声を出そうよ   誰でも雪かきならできるだろう 除雪車の後の通路のお荷物ちょっとよけよう   誰でもゴミ収集の一手間くらいできるだろう カラスよけのネットを丁寧に張っておこうよ   誰でもありがとうぐらいはいえるだろう ご近所のことで汗をかいてる人にお礼を言おう   誰でもこうするといいなと思うことがある 誰もが出来ない理由を考える 誰でもしてあげたいという気持ちは持っている 誰もが気づいていてもすぐにやる人がいる 誰でも見ぬふりするが辛いときもある 誰もがやっぱり誰かの役に立ちたいと思ってるんだ   誰もが為すべきことがある 誰かに任せて何もしない人はいる 世間の恩に寄りかかる浅ましい人もいる でもいつか自分の出番がやってくる 地域で暮らすということでしかない   [2024 年 2 月 26 日書き下ろし。順送りに出番はやってくる。誰かがやるのではなく誰もが出来ることを広げることが、小さなコミュニティで為されていることか ]

幸運と不運

幸運はラッキー 強運はつき 不運は結果   巡り合わせなのか チャンスがやってくる 伸るか反るかで運が開ける   運をつかめず見逃す 運が向いたことさせ分からない 運に見放された結末は哀れ   不運は求めて得られぬ不遇か タイミングの悪さも悪戯する 不運にやる気が失せる   運は人との出会いを決める 一期一会の縁を結ぶ 生涯の伴侶と友を得る   運が向けば自ずと道が開ける 運が肩入れすれば力以上を発揮する 運が続けば自ずと実力がアップする   不運に見舞われると耐えがたく辛い 不運は自信を無くして下を向く 不運は人生の仇でしかない   運をどう捕まえるのか 運をどう開くのか 運を占いに託すのも世の常か   [2024 年 2 月 24 日書き下ろし。占いで先が見えるなから、不運を回避できる。先が分からないから凶がでれば注意喚起しておこう ]

ひきこもる

就学・就労・家庭外の交遊などの社会参加を避けて 原則 6 ヶ月以上概ね家庭に留まり続ける状態のこと 厚労省は「ひきこもり」と定義する   内閣府の推計では 15 歳から 64 歳までの約 2 %( 22 年調査) 全国で 146 万人 道内には 5 万 9 千人いるという   道の実態調査では 1392 人( 2024 年 1 月調査) 実態把握にはほど遠い数字が上がった 40 代 50 代で 4 割近く単純に実態は 2 万 3 千人か 8050 問題の当事者か予備軍である さらにその下の世代が順次当事者になる可能性が高い   行政の相談窓口用意するという 引きこもってる人からの連絡を待つしかない 居場所づくりをするという ニーズを把握できずに支援は二の足を踏む 当事者は周囲の目を気にする 世間も無関心を装い続ける   ひきこもりのきっかけは何だろう 理由はいいように大人が考える 学校に行けず困っているのは子ども どうしていいのかわからずにいるのが親 だれも相談相手とはならない だれにも相談できず悩みを深める 学業不振や家庭内の不和 学校は責任を家庭に求め弁解する いじめは学校が都合よく取り繕う   学校の対応は頼りにならない 長期欠席者の数を減らす努力を報告する 対応は電話で出席を促し連絡したとする 家庭訪問は忙しいと言い訳する 保健室登校を勧めて長期欠席リストから外す 学校の指導の成果として校長の面目を保つ 中学の卒業証書はお情けでしかない 不登校児でも問題児でも 3 年という時限が来る 卒業させれば関係は終わってしまう 高校進学しても内面の問題は未解決にままスルーされる   こうしてひきこもりは家族の問題になる 社会問題の 8050 問題は不登校からも始まる 放置することで子どもらの人生を台無しにする 兆候を察知したならすぐに支援の態勢を取る 学校はその社会的な役目を担う場である 忙しいからやらないのではなく放置している 学校や教師の社会認識の貧しさが問題を深刻化させる   [2024 年 2 月 2...

子どもと生きる

子どもと生きる 子どもに教えられて 人としての道を学ぶ 子どもに信じられて 人としての道を歩む   子どもが生きる 子どものいのちを 人として護らねばならない 子どもの明日を 社会として創らねばならない   子どもと生きる 子どものまなざしに 人としての倫理を問われる 子どものまなざしに 人としての仁愛を問われる   子どもが生きる 子どもの抱く夢を 人として育てたい 子どもが学ぶ環境を 社会として保障したい    子どもと生きる 子どもの憧れを 人として決して無にしてはならない 子どもの憧れを 人として決して裏切ってはならない   子どもが生きるいま 子どもの悲歎は 人として断じて与えてはならない 子どもの恐怖は 社会として断じて許してはならない Living with Children   Live with children From them, learn the way of life to be human, Guided by their trust, walk the path of life to be human.   Children live Protect the lives of children, that is the way of life to be human, Create the future for our children, that is the way our society to be human.   Live with children Our human ethics, questioned by their gaze, Our love and charity, questioned by their gaze.   Children live Nurture their dreams to come true, that is the way of life to be human. Create the environment for them to learn and study, that is the way our soc...

教訓

過去に学ぶ その過去がわからない だから教訓もくそもない   過去と同じ事が起こった そのことを知らなかった だから教訓は始まった  初めてでしかない   過去に向き合わなかった いまをクリアすればそれでいい だから教訓などどうでもよかった   過去を無視した いまさらほじくり返すのがいやだった だから教訓は抹殺された   過去に捨てられた 同じ過ちを恥じることはなかった だから教訓は改められる   過去に学ぶ その謙虚さを誰も持たなかった だから教訓が首を絞めてくる   過去を軽視した そのツケが見事に返された だから教訓を蔑ろにしてはならない   過去になってゆくいまがある 禍根を断つには暴かれぬようするしかない だから教訓を心に刻み闇を見据える   [2024 年 2 月 24 日書き下ろし。何をやっても信用ならぬ政治屋たちが、保身に汲々とする。その姿をしっかり焼き付けてこう ]

渋滞に遭う

昭和新山と有珠山は雪を被っていた 伊達の歴史の杜カルチャーセンター 広い庭の堀には鴨のつがいが優雅に泳ぐ   22 日午後日胆ブロックの新任研修を終えた 道民児連のスタッフの車で帰路につく 途中旨いラーメン屋で腹ごしらえを済ます   登別室蘭から高速道路に入る 薄暮のなか乾いた道路に二人の会話が弾む 苫小牧を過ぎ千歳に向かう途中から雪がつく 道路にも積雪が道路を覆う   昼妻からは札幌は朝から絶え間なく降っていると聞いた 恵庭付近からノロノロ運転が始まった 雪が休むことなく降り続ける 高速道は札幌南まででクローズされていた   渋滞が始まった 右車線があいているので走った 北広島の出口は長蛇の列をなしていた   そこから札幌南までが初めて体験する渋滞だった 札樽道が閉鎖されたのでそこからしか出られない 尿意をもよおしながら我慢が続く 殺到した車の列につくしかない いまさらルート 36 号には戻れない 北広島の混雑ぶりを見ると国道も長い渋滞だろう 右横を救急車が走り抜けていった   時計は 18 時半を回っていた 通常なら帰宅時間だった 1 時間半の渋滞が終わった 脇道から厚別東に向かう 前を走るトラックが雪煙を上げる 自宅前で降りた 積雪が 30 センチほど短靴は埋まった 帰宅してすぐにトイレに駆け込んだ   スタッフは中心街を抜けて行かねばならない 国道の混雑は続いている 21 時過ぎ帰宅したとのメールを見て安堵した   内地では降雪で渋滞事故の報道が毎年ある 道路事情を知らずに高速に乗ったことが事態を悪化させる もし途中で事故車や救急人が出れば混乱するだろう 雪の多い北海道とはいえ対策は不十分だと知った 備えのない遠距離のドライブに改めて危機感を持った 災害はいつも身近に起こることを肝に銘じた夜だった   [2024 年 2 月 23 日書き下ろし。新任の民生委員の研修会も終盤戦にさしかかった。まさかこんな降雪に見舞われるとは予想だしなかった。先にラーメンで腹ごしらえしたのは正解...

丁寧に

丁寧とは ひとつ  注意深く念入りであること(さま) 細かい点にまで注意の行き届いていること(さま) ふたつ 動作や言葉遣いが礼儀正しく心がこもっていること(さま) みっつ 何度も繰り返すことで特に何度も忠告すること   丁寧という言葉が壊される 三つ目の何度も繰り返すだけのこと 何もしないことの枕詞でしかない   丁寧という態度が卑下される 二つ目の礼を欠くだけのこと 心も乖離して薄っぺらになるしかない   丁寧という心配りが劣化する 一つ目の子細は無視するだけのこと 他人事のように振る舞うしかない   丁寧という心を砕き心を通わす言葉が汚される 丁寧の真逆の態度が人間不信を招く 丁寧にやれもしないで軽易に扱う   丁寧という心遣いを取り戻さねばならない 丁寧な態度を真摯に考えなければならない 丁寧に説明責任を果たせねばならない   当たり前に出来ぬ 事実を隠蔽する 保身に走る   丁寧という心も態度も捨てて これからも疑心暗鬼を纏い続ける   [ 2024 年 2 月 23 日書き下ろし。来週、政倫審が開かれる。丁寧な言葉遣いだけで中味が伴わない者たちへの期待が萎む ]

思いやりの情

新任の民生委員を対象とした研修会 わからないことがわからない 何が何だかわからない 何をするのかわからない 話す言葉すらわからない   ここに来たら少しわかるかもしれない ここで聴いたらわかることがあるかもしれない ここでなにも見つからなかったらどうしょう   グループは同じ悩みを抱えて困っていた よくわからないと話したら気が少し楽になった グループの雰囲気が気持ちを楽にした   一編の詩が心を和ませていく グループで感じたままを伝えた メンバーで素直に話せたことに驚いた   一編の詩が心に刺さった グループでも同じおもいの人がいた メンバーのうなずきが嬉しかった   一編の詩で身構えることを忘れた 初めて会った人と自然と打ち解けた 自分の心に従っただけだった   一編の詩でわかった わからないと自分を追い込んでいたことを わかろうと自分なりに無理していたことを   一編の詩が心の焦りを消した わからないことはいずれわかる わかろうとするだけでいまはいい   一編の詩との出会いが始まりになった 気負わずあるがままの自分を引き受ける ためらわずわからないと率直に伝えよう   一編の詩は自分との対話だった 心の奥底にあるおもいと向き合った 拒まない思いやりの情を確かめた日となった   [2024 年 2 月 20 日書き下ろし。母の誕生日。詩に思いやりの情を描けば母を想い出す。民生委員の道内 9 カ所での研修会も折り返し点をようやく過ぎた ]

練り直し

事を為す 段取りを考える 流れをチェックする 不具合があれば練り直す それを怠れば失敗する   戦略を考える 目的に合致させる 方法を吟味する 不備があれば変更する それを怠れば負ける   戦法を考える 護身を第一とする 他を犠牲にする 見破られれば弁明する それがバレれば破滅する   生き残りを考える 非はないと主張する 責任転嫁で逃れる 見捨てられぬよう弱みを握る それが捨て身のやり方だ   失態を考える 恥さらしになる つまはじきにされる 負い目をいつまでも背負う それが練り直せぬ末路か   [2024 年 2 月 19 日書き下ろし。清濁併せ呑む政治家が果たしているか。自分のことしか考えてはいない。改革など出来るわけがない ]

なぜか納得

毎日新聞の 2 月の世論調査の速報 岸田内閣支持率最低 14 %  不支持率最高 82 % 自民党の支持率は前回( 23 %)比 7 ポイント下落の 16 %   裏金問題を手前味噌の報告書で済ます 中味のない報告書を自画自賛する 政倫審への出席を拒む議員も出るだろう 何の統制も出来ずに説明責任をと唱えるだけのこと   1 月には 20 %台を回復した なぜか全く分からなかった 能登半島地震では支援体制で批判を浴びる いまだライフラインも復旧できず避難が続く   支持率 14 % 不支持率 82 % 庶民の気持ちをよく表す数字となった やっぱりとすんなり受け入れた なぜか納得の数字だった   官邸には衝撃が走っただろう 自民党の議員も潔白を訴えても無駄だろう パーティー券は中小企業には冥加金の如く取り立てる 苫小牧支部では裏金問題渦中の議員から離反する者が出てきた 津々浦々で支援者を裏切る行為に怒りが収まらない 自民党支持 16 %を安閑として見送るのなら終わっている   次年度の予算審議もままならない 野党には強い姿勢で政権の責任追及に望んでほしい 脱税を隠す陰険な議員をあぶり出してほしい 下っ端の議員も危機感を持って声を上げなければ次はない 政治改革は与野党という枠を外さねば為しえない事態だ 世論調査の結果は無能な野党にも批判の矛先が向く   [2024 年 2 月 19 日書き下ろし。各紙の世論調査の結果が出てきた。政権末期の状況には、臭いものに蓋ではもう無理だ。やる事なす事もう誰も信じない。予算審議どころじゃない。解散総選挙で信を問うしか道はないか ]

マンネリからの脱皮

毎年開催されてきた全国規模の集会 ハンセン病と人権問題をテーマに協議し啓発する 療養所のない北海道札幌で 5 月に開催する   第 4 分科会は人権と教育がテーマである パネルディスカッションもどきのスタイル コーディネーターが進行を仕切る 学校での取り組みを発表するシンプルな場だった   単なる実践発表では食い足りない 担当する仲間から企画書案が上がった 鼎談を試みる 都市圏や札幌で授業実践に取り組んだ 3 名が登壇する   コーディネーターは不要とした その意向が強く反映することに抗った さらに従来の発表形式になることを拒んだ 鼎談は 3 名と参加者でつくる学びの場となる   強みは各々が取り組みを書き記していることだ 底流にある人権意識や授業化する視点は本物だ 小中高という発達段階を捉えたアプローチもいい どのようなプログラムなのかにも興味が湧く   それぞれの実践に触れながら深掘りする 質疑応答を繰り返しながら会場を巻き込む 学校の現状批判では飽き足らない空気が生まれる 本音が語られ取り組みが進まない問題の本質が明らかになる   マンネリ化した従来の方法を改善する機会になる 人権教育のあり方も嘆きで終わってはいけない 鼎談「見つめる・見直す・見届ける」ことで問題を提起する 分科会にそんな場面を思い描き真剣に向き合う仲間を支援したい   [2024 年 2 月 18 日書き下ろし。 5 月 11 ~ 12 日「第18回ハンセン病市民学会交流集会 in 北海道」が札幌の「かでる 2 ・ 7 」で開催される。分科会を運営する「北海道ハンセン病問題と教育を考える市民の会コンパス」の一員として関わる ]  

自浄能力

自浄能力 求めることがナンセンス   自浄能力は低いです 公にはできないことが多すぎる 違法なことはそっとしておく   自浄能力は誤魔化しです どの面下げて言い訳など無理です 脛に傷持つだけに触れてはいけない   自浄能力に期待は禁物です 盗人にも三分の理です 隠し通すことが世のためです   自浄能力は放棄します   金権政治は政党の根幹です 裏金の動機や経緯そして使途など不明で通します   自浄能力など信じますか 真相を明らかにできるわけがない 政治倫理審査会は欠席します 政治改革などお手盛りで終わります   自浄能力などあるわけありません ダレた結果にあたふたするだけです 疑惑を晴らすには噓を重ねるしかありません 倫理を捨てて選挙で勝てばいいだけのことです   自浄能力は問題外です だれも本気でやるはずありません 批判の風は曖昧にしてすぐにやみます いまは我慢の時と首をすぼめています   [2024 年 2 月 17 日書き下ろし。関係議員は政倫審への出席を拒む。答弁拒否やオウム返しでその場をしのぐ。裏金の調査報告書を自画自賛するだけの首相では心もとない。自浄能力欠如を公にしただけだった ]