影遊び

 

春の陽はまだ高い

陽を背に長い影が伸びる

半袖の少年は映る影を操る

両足を広げたと思ったら片足を上げる

カンフーのように自在とはならぬが

手足を動かし変化をひとり楽しむ

 

春の陽が少年を包み込む

影はもう一人の自分を主張する

長く伸びて大きくなった自分

格好良く見えた一瞬少年は笑った

 

2022421日書き下ろし。10歳の少年が駐車場のアスファルトに影を映す。なにかほのぼのとして少年時代をふと想起した〕

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