東京五輪の総括
コロナ下の開催
クラスター(感染者集団)などを生じさせなかった運営に対し、世界のアスリートや大会関係者から、東京、日本だからこそ開催できたとの高い評価を受け、アスリートが躍動する姿を見た国内、世界の人々からは、困難を乗り越え、大会を開催してよかったとの評価を得た。可能な限り多くの声に耳を傾け、対話を重ねながら、課題の解決に向けた努力を続けた。
《可能な限り開催賛同者の意見を取り上げ世論を誘導するこざかしさは目に余る。首都圏のコロナ感染拡大に目をつむり会場を隔離して開催する。それならどこでやってもよかっただけのこと。IOCのゴリ押しで札幌はてんてこ舞い。裏じゃ札幌五輪開催の飴玉ぶらを下げられただけのこと。猛暑対策に万全期したマラソンコースの特別舗装も無駄になる。国際的な評価など誰も名誉とは思ってもいない。大枚使っただけにそうでも報告しないとばつが悪いだけのこと》
大会意義
世の中の価値観が多様化する中、そこには絶対の正解はなく、対話を通じて一つずつ乗り越えていくしかない。
《拝金主義の商業五輪を前面に出した東京五輪。価値観はすでに露わにされている。同調するか批判するか。絶対の正解はないと詭弁を弄し正当化するのは汚れてしまった五輪憲章。汚したのは誰だ!》
国内医療への影響
参画する医師は整形外科などを中心とし、以前に看護師業務の経験のある看護師資格保有者らに丁寧に働きかけ、必要数を確保した。地域医療への影響は最小限に抑えられた。(開幕前日の)2021年7月22日をピークに(感染拡大を示す指標は)大会の開催期間中は低下し続けた。
《閉鎖会場でクラスターが起こったらそれこそ取り返しはつかない。市中ホテルの外国人は携帯をホテルに置いてアリバイつくり、平気で観光旅行する始末。規制の網などあきぱなしで、ここでバレたら国民の不安と医療の影響は計り知れない。準備した医療用品もずいぶん捨てられた廃棄五輪》
無観客
原則無観客の方針や自宅観戦の呼び掛けなどもあり、大会期間中は人流が抑制された。
《会場の外で応援する都民の姿が哀れだった。大会関係者だけの特別五輪でさぞ楽しかったことでしょう》
開閉会式担当者の辞任、解任
インターネットによって情報が蓄積し、拡散していく中で、スタッフを選定する際にどの程度の粒度で過去の言動などをチェックしていくのか、過去の言動と現時点での活動の関係性や評価をどう整理するのかといった課題が残った。
《身体検査も適当で、実績に裏打ちされた人格とは何かを問題提起した。政治家や売れっ子の芸能人たちの下半身の醜聞と大差ない日本の社会の恥部。整理の仕方の問題? 当たり障りのない表現で抑える》
多様性と調和
21年2月のジェンダー平等推進チーム設置以降に更なる取り組みを実施した。大会を間近に控えた時期に起きた組織委幹部や関係者の人権に関する言動は、組織委がジェンダー平等や多様性と調和の重要さを再認識する契機となっただけでなく、日本社会全体の議論を活発化させることになった。
《醜聞に議論ではなく非難しかない。恥ずかしい事態を世界に知らしめたが、それ以上に北京五輪でのIPCバッハがとった中国女子テニス選手のセクハラ問題のもみ消しは多様性や調和とはほど遠い事実を突きつけた。立派な理念を掲げても看板倒れもいいところ》
復興五輪
東日本大震災からの復興は大会の重要な開催意義であり、招致以来の源流であった。被災地復興のシンボルとしての場所で、大会を通じてさまざまな取り組みを実施することで、震災から10年経過した被災地の姿を、世界への感謝の気持ちと共に発信した。被災地の風評の払拭(ふっしょく)や風化防止、そして更なる発展の後押しに貢献することが期待される。
《被災地の声も聞かずにまとめたご都合主義の報告書。招致のダシにされ邪険にされて迷惑千万。この程度の取り組みで復興の後押しなんて実績を語るとは、よくいうよ》
エンブレム
15年7月に発表した旧エンブレムの選定に関しては、国民からさまざまな批判を受け、組織運営を抜本的に見直すきっかけとなった。
《思い出した。盗作だったけ。組織運営は最初から国立競技場の設計からミソ付けてどじりぱなしで、さらに違約金払ったんだっけ。まあジャブジャブと税金使って痛みなし。こんな仕事したかった。いまじゃ年金から税金・介護保険料。国民保険料で3分の1はなくなるって知ってるかい。上級公務員なら知るわけないか》
(関係者が)一体となって本気で暑さ対策に取り組んだ大会といえ、さまざまな手法や工夫、実施に至るまでの課題の検討や解決策などは、将来の大会組織委や開催都市にとっての貴重な財産となっていくことが期待される。
全てのアスリートが、それぞれのベストを尽くせるような環境を用意する大会運営に努め、全体として大きな問題を生じさせることなく、アスリートファーストの競技運営を実現することができた。
ボランティア
アンケートでは7割以上が当初の「ボランティア活動に参加した理由」を達成でき、8割以上が大会の終了後もスポーツボランティアの活動を続けていきたいと回答。ボランティアの活躍やおもてなしに対して、各国選手などから感謝や称賛の声が多く寄せられた。
《アンケートの設問や結果の分析は、こんな感じで無難にまとめる常套手段。ボランティアを辞退した人たちには当然とってはいない。その人たちこそボランティアの意味を語れるだろう。大して役には立たないアンケート調査の結果。でもボランティアに参加した人には、これだけ社会から批判され揺れ動いた五輪を支えたことに深く感謝したい》
〔2022年6月22日書き下ろし。毎日新聞の報告書のまとめの文章を引用させていただいた。なんとも組織委員会がよくやりましたという自画自賛の報告書。恥ずかしくもなくよく書いた。早く忘れてしまいたい悪夢の東京五輪か〕