飾らない真心だけで祝いたい
バラードが 春の風を呼ぶように
かすかに流れてきます
時のうつろいの中で
またひとつ 小さな愛が生まれ
虚栄に満ちた この世界の中で
本当に信じられるものを
静かに求めようとしています
そこには ぎらぎらした輝きや
燃え尽くすような
若々しい熱いドラマはないけれど
本物の大人のラブストーリーが
この二人には似合います
二人の門出を 心の底から祝う人たちが集い
二人の幸せを素直に喜び合い
人と出会い結びつくことの
不思議さと感動を
ともに分かち合いたいのです
お忙しいこととは存じますが
普段着のまま
肩肘張らずに
楽しい祝いの席を
いっしょに創りあげたいのです
ぜひともご出席くださいますようご案内いたします
[1992年3月書き記す。札幌のピアノホールのレストランで30代の友人の結婚を祝う集いの案内カードを見つけた。世話焼き人としてメッセージをしたためた。コロナ禍で結婚式もままならないカップルに30年前の色褪せぬおもいを伝えたい]