詩劇「私がわたしを生きる」1
〔導きの声〕
風が吹いた
なぜか心が動いた
【胸騒ぎ】
胸騒ぎがした
誰かが私の心をノックした
平凡な日々を揺さぶる風が吹いた
胸騒ぎは確かだった
誰かが私の心を押した
平穏な暮らしを揺さぶり風が吹いた
胸騒ぎどころでなくなった
誰かが私の心を動かした
人とつながるようにと導く風が吹いた
胸騒ぎは治まる気配はない
誰かがわたしに生きれと告げた
未知へと誘う風が吹いていた
[2022年11月29日書き下ろし。5編の詩の朗読から始まる詩劇をイメージするその最初の詩編である]