感覚のズレ

視覚の衰えが顕著になる

夜目は利かず運転が危うい

モノとの距離感が測れない

映画を1本視聴できない

 

聴覚の衰えがすすむ

左耳は突発性難聴を患った

右耳が利き耳になったが危うい

言葉が聞き取りにくくなった

 

味覚の衰えが心配だ

奥歯が左右上下すでに危うい

上前歯も差し歯でしのぐ

噛む力が弱くなり咀嚼できなくなった

 

痛覚の敏感性が増した

いまは右足付け根から太ももにかけて痛む

両足の疲労感は半端ない

就寝時神経性の鈍痛にさいなまれる

薬では抑えきれない夜はこれからも続く

 

指の可動範囲が狭くなる

タイピングでミスタッチが増えてきた

指と指の間隔が微妙にずれる

それでも打ち続けるしかない

 

弱音を吐いているわけじゃない

感覚のズレは慣れるしかない

弱音を吐いても何もならない

感覚のズレを承知で暮らすしかない

弱音を吐くだけ自覚ができる

感覚のズレが新たな工夫を生む

 

20221227日書き下ろし。感覚のズレとどう付き合うのか。もう一つの切実な課題]


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