落日の向こうに
今日の痛みを何で癒やそう
心に刺さった言葉
心に残した痛み
心が抗いうめく
今日の憂いをどう癒やそう
心にたまった澱(おり)
心に打ち付ける悔しさ
心が沈みうめく
今日の不条理を癒やせない
心に湧き上がる怒り
心に満ちる不安
心が恐れでうめく
落日の向こうには希望はない
明日も心がズタズタに引き裂かれる
明日も身体が悲鳴をあげる
明日も繰り返される暴言と暴力
落日の向こうには絶望しかない
もう誰にも癒やしを期待しない
もう誰にも癒やされることはない
もう助けての声すら出せない
明日はもうこない
落日の向こうにひとり旅立つ
[2022年12月24日書き下ろし。熊本市教育委員会は、3年前に男子生徒が自死した件で、調査委員会が小学6年時の担任教諭の不適切な指導と自死との関連を認め、市教委はこの教諭を懲戒免職とした。「死」を綴るノートを無視するなど悪意が閉鎖的な学校を象徴する]