あおりを食う
ウクライナの反攻のスイッチが入った
ロシアはダムを爆破しその進展を阻む
下流の被災地の救援活動を強いられる
水を人質にとった非道はロシア衰退の道にある
リスクをあえてとりながら東部や南部に兵を送る
卑劣な戦略は前線の攻防戦をさらに激化させる
非はロシアにある
事実は曲げられない
ウクライナからの撤退からしか終結はない
ロシアの国防や経済活動の弱体化が欧米の狙いだ
ロシアの国際的影響力を削ぐ共同作戦に日本も参画する
ロシアの賢い者たちは大義ない戦争の結末を知る
第3次世界大戦の前哨戦にするわけにはいかない
ひとりの狂ったスターリン信奉者に破滅を託すことはできない
スターリンの独裁の末路は民衆の歴史で評価された
権力におもねる者は粛正されるのがロシアの繰り返された悲劇
欧米との代理戦争としての表層はロシアに言い訳を与えた
果たしてどこまでこの戦争を続けられるのか
来春の大統領選挙を見越した戦果は得られるのかが課題だ
援軍を送ることができない
国家総動員をかけて軍事態勢を強化するしかない
徴兵しても素人集団でしかない
兵装も戦う武器も弾薬もない
ただ屍になるだけの運命をだれが受け入れよう
雪の降るまでに攻防の結果が出るだろう
欧米からの武器や弾薬が尽きることはない
ロシアの国内を攻撃しないという前提は反故されるかもしれない
戦争は常に偶発的な事態からも突然開始されるからだ
モスクワも安全地帯でないことは証明された
国内の反体制派のレジスタンスをだれが止めることができるだろうか
長引けば長引くほど事態は深刻さを増す
大本営発表のフェークニュースやプロパガンダはいずれ露見する
失態に気づき戦争の不条理さに覚醒した者たちは黙っているだろうか
指導者たちに焦眉の急が迫ってきた
アメリカはひたすら武器を送り静観する
あおりを食らったのはだれか
〔2023年6月12日書き下ろし。消耗戦でしかない。だれが利を得るのか。犠牲者は浮かばれることはない〕