任人勿疑
「任人勿疑 疑勿任人」
人を任ずるに疑うなかれ
疑いて人を任ずるなかれ
北里柴三郎の座右の銘
自分はすごく偉いと勘違いして暴言を吐く
ヘイトスピーチにも頑なに謝罪を拒む
批判にも動ぜず要職に抜擢された
法務局から人権侵害のお墨付きをいただく
旧統一教会で注目された御仁が平気で庇う
任じた御仁は国連で人権尊重をぶち上げる
次の総選挙も候補者の一人となるのか
比例区では立ず選挙区を変えて戦うか
疑いばかりの男集団で気を吐く女の存在が羨ましい
党には力のある隠れフアンが女を支持する
形骸化した民主主義のシステムを悪用すればなんとでもなる
党が選んだ者を「任人勿疑」というだけのこと
「疑勿任人」ではないと勝手に思い込ませるだけのこと
民も批判すらできずどこまでお人好しなのか
内閣改造は派閥のバランスとっただけ
脛に傷を持つ者たちの身体検査は簡単至極
目利きを信じて「任人勿疑」
ボロが出れば始末は各自でとぶん投げる
反省なく自己弁護で「疑勿任人」
さてさてどんなボロが出てくるか
それをどんな言葉でごまかし援護するのか
口八丁の出任せは飽きた政治をさらに貶める
「任人勿疑 疑勿任人」
座右の銘では決してない者たちが秋にまた群れる
[2023年9月28日書き下ろし。『奏鳴曲』(海堂尊)での北里も政治を知る人となる]