劣等感の裏返し
羨望は劣等感の裏返し
憧憬に似て異質
羨望はそうありえないという失望
憧憬はそうありたいという希望
物欲は劣等感の裏返し
知欲に似て異質
物欲は満たされぬ願望の追求
知欲は満たしきれぬ真理の探求
蔑視は劣等感の裏返し
軽視に似て異質
蔑視は見下げることの高揚感
軽視は見下すことの優越感
憎悪は劣等感の裏返し
奸悪に似て異質
憎悪はいまを打破する動力
奸悪はいまも根強い性根
装飾は劣等感の裏返し
洒落に似て異質
装飾は身の程知らずの虚勢
洒落は身についた実像
威圧は劣等感の裏返し
畏敬に似て異質
威圧は人をかしずかせる欺瞞
畏敬は人が求める品性
※奸悪(かんあく)心がねじけて悪いさま。また,そういう人。悪人。
[2023年9月6日書き下ろし。生まれ持った劣等感がふと顔を出す。乗り越えられない悲しさを纏いつつ人は生きる]