ぶっ飛んださいたま
埼玉県議会の県虐待禁止条例改正案にぶっ飛んだ
子どもに留守番させる
町内会の会合があり同伴できず留守番させる
子どもだけで登下校させる
放課後児童クラブから一人で帰宅する
子どもが一人でお使いに行く
親が風邪を引いたので薬を買いに行く
子どもだけで公園で遊ばせる
夜間上の子の塾の送り迎え時下の子が寝てしまったので留守番させる
18歳未満の子に子どもを預ける
スーパーで車内に子どもを残して買い物に行く
不登校の子どもを置いて買い物や仕事に行く
ゴミ捨てに行くために留守番させる
近所の人とおしゃべりしてて家で子どもが一人でいた
まだまだ事例は浮かびそうで切りがない
ひとりぼっちにしない
必ず大人がそばにいる
4日過半数を擁する自民県議団が改正案を提出した
6日福祉保健医療委員会が賛成多数で可決
13日議会最終日に採決され可決の見通しだという
「住居その他の場所に児童を残したまま外出することとその他放置」
改正案には禁止行為についてこう書かれている
自民の小久保憲一県議は提案者を代償して質問にこう答えた
子どもだけの登下校や短時間の留守番も禁止行為
子どもの安全が確保できずすぐに駆けつけられないのは放置
罰則は設けないが小3年以下は放置を禁じる
小4年から6年は努力義務とし県民には通報を義務づける
自民県議団の田村巧実団長は記者団にこう語った
「日本では留守番や低学年児童だけでの下校が虐待に当たるという認識が希薄。親が頑張らなきゃ行けない部分も増えるかもしれないが、いまの状況が非常に危険だということを再認識し、自分の家庭を見直して意識改革をしていただきたい」
数にものを言わせて審議もせずにゴリ押しする
留守番まで虐待とは一体だれが思いついたのか
PTAも全国からもぶっ飛んだ条例に待ったがかかった
現実と乖離した条例改正案は取り下げるよりなかった
子どもの虐待や置き去りに警鐘を鳴らしただけだった
賛同した議員たちの名簿も公表された
全国に恥をさらし県民の反発をここぞとくらった
問題は埼玉だけではなくこういうてらいの者たちを選んだ責任だ
春の統一地方選は埼玉の県議選の投票率は34・92%と過去最低
8月の埼玉県知事選の投票率は23・76%
二つとも全国ワースト1位でかつ知事選は全国の過去最低
投票率が低いとズレた者たちが選ばれたのだ
だから自民党の国会議員は矢も楯もたまらず動くしかなかった
解散選挙となれば勝てないという自衛の判断だ
自民党の謀策を県民がこぞって反対した声がこそ脅威となった
アイヌの人権侵犯で認定された杉田水脈を要職にあてがう自民党
適材適所というには不適切な言動を擁護する偽善者集団でしかない
政治家としての力量も疑わしい人材が右向け右で並んでる
この気持ち悪さを埼玉からの教訓として学ぶべきであろう
次回の選挙は埼玉県民の不名誉な記録と記憶を挽回しなければならない
本質を見極め横暴な条例改正を阻止した実績は大きい
また彼らは仕掛けてくる
政治と生活を切り離せない事案を肌身に感じていこう
こんなところで子育てするのか
そう言わしめた政治家たちに何の言い訳が立とうか
子どもの虐待や放置について全国の親たちが我がこととして捉えた
反面教師としてしっかりと認識したい
こんな国で子育てできるのか
国政こそ安心安全に子育てできる環境整備に全力を尽くすべきだ
チマチマしたその場限りの薄ペラなアイデアはもういらない
[2023年10月10日書き下ろし。ゲストスピーカーで大学にいた。学生たちもこの話題に違和感を抱いていた。家庭の中まで監視される国への拒否感だった]