もどかしさ
関わらなければ感じない
関わりなければ思わない
この処理できないモヤモヤ感
この消化できないもどかしさ
一体どこから生まれてくるのか
自分事なら見過ごせない
他人事なら見過ごせる
そう割り切れないモヤモヤ感
そう言い切れないもどかしさ
一体どう見切ればいいのか
言いたくとも言われない
動きたくとも動けない
この始末に困るモヤモヤ感
この何もできないもどかしさ
いったいどう感情と折り合うのか
馬の耳に念仏のだけのこと
糠に釘打つだけのこと
この虚しさにこもるモヤモヤ感
この無力さを知るもどかしさ
どうにもならないと学んだだけか
自分事なら決められる
他人事は決められない
その当たり前につのるモヤモヤ感
その関わりが持てないもどかしさ
どうにかしたくとも佇むだけか
それでもなお動かなければならない
それでもなお書かなければならない
この当たり前がモヤモヤ感でいい
この関わりがもどかしくてもいい
生きるを問うのはその葛藤の繰り返し
[2024年1月11日書き下ろし。もどかしさのなかにあるひとや社会との関わり方が、この散文詩を書く動機でもある]