頼る
人生は借りで明暗を分ける
借りそびれるのは不甲斐なさ
頼れるだけの付き合いだったか
借りられないのは信用のなさ
頼りにならない軽い存在だったか
借りられても返す当てのなさ
頼った分だけ不信を招く
世間には借りに応じる人がいる
借りを借りとは思わない
借りを返せとは言わない
借りに恩義せがましくない
世間には借りをつくれる人がいる
人のために頑張る人だから
地域のために汗かく人だから
力を貸して惜しくない人だから
人は借りた分だけ根が太る
無力ではなく非力を知る
諦めではなく粘りを知る
独力ではなく協働を知る
人生は借りをつくって生き延びる
頼れる誰かがいるのがいい
借りは他の誰かに返すがいい
世間に借りが巡り巡るのがいい
[2024年2月17日書き下ろし。借りは頼った分以上に世間に返す。人生を深くする術か]