屈折した心

屈折した心情は猜疑心から生まれる

信じ切れない己を嫌悪する

やっかみが己を罵倒する

皮肉れ者とさげすむ己を嘲笑する

 

鬱積した感情が軋轢を生む

げすな勘ぐりが己をいたぶる

低い評価が己を見下す

劣等感にさいなまれる己を恥じる

 

屈辱を味わった悔いは遺恨となる

消せぬ傷痕に己を卑下する

非力より無力を知る己を受容する

やり返せぬ己に抗拒し続ける

 

鬱々たるおもいはストレスを溜める

存在感のなさが己を虚ろにする

挫折感の深さが己を追い詰める

反芻する後悔が己を支配する

 

命を削る己との葛藤

存在こそが証と知る

命にかかる己への反逆

存在の小さき声を発する

命を尊ぶ己の意思の生還

存在が奇跡そのものと覚る

命に添う己に集る情愛

存在に注がれるまなざしを感じる

 

[2024417日書き下ろし。自死は自己否定も一因する。そこに至るまでの過程に多くの葛藤があるかと。踏み止まってほしい]


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