無礼講
保守とは体制維持ではなく改革への道標を示すにある
貴賤を問わず
上下を問わず
礼儀は捨てる
何を言おうと許される
寛容の世界に酔い潰れる
政界でもようやく無礼講の声が上がる
国会の終わりは始まりだった
首相岸田降ろしの狼煙が上がり始めた
国会会期中は議員は押し黙ってた
自民党の意向に添わねば次はない
しかし危機感を持つ地方から声が上がった
各県の党支部の支持も低調で様子見が目立った
重い口を開いて党の刷新を吠え始めた者が出てきた
岸田総裁では勝負にならずと明快に不支持を出してきた
直近の新聞各紙の世論調査の結果も惨めだった
鈍感力の強い首相はそれでも続投に意欲を見せた
落ち目の泥舟に乗りたくないと批判が集まってきた
選挙に戦々恐々の代議士たちはもう傍観していられない
負ければただの人となり食い扶持を失う
首相は解散もできず総裁選に出られるかも分からない
引導を渡される瞬間まで望みを持つのだろうか
次第に無礼講の如く全国で党刷新の波が大きくなる
日本の最悪のシステムは首相を直接選べないことだ
自民党の手中で世論を無視して一部の者で選ばれる
自民党員になれば選挙権が付与され参加できる
会費を出せば票が買えるシステムでしかない
地方の票をどれだけ取っても最後は国会議員で決まる
この馬鹿げたシステムが歪な民主主義をさらに形骸化した
自民党は誰に支持され見返りを与えているのか
政界と財界そして医療との関係を見れば明らかだ
政治資金規正法の改正にも金づるの確保に表れる
世論の支持を受けないと知ってやる傲慢さが許せない
保身のためなら後出しジャンケンしかない
当落のかかった議員たちの無礼講を歓迎しよう
民意から外れた道をどう正すのか
地方から刷新を叫ぼう
〔2024年6月24日書き下ろし。共同、朝日、読売、毎日に至るまで先月より政権の支持率は下落する。危機的な状況に黙していたら票にはなるまい。党内変革しかない〕