どんな国に住みたいか
自由と思いやり
法の支配がある国
それとも混乱と恐怖
憎悪の国か
二分化された政治に切り込むハリス副大統領
白人層を煽り分断を推し進めるトランプ前大統領への挑戦
有色系人種への露骨な差別と蔑視は根強い
バイデンが撤退表明した24時間後には8100万ドルの献金を集めた
トランプが畏れたとおりイプソスの世論調査では2%の優位を占めた
高齢を標的にした作戦はトランプにブーメランとなってはね返ってきた
第二次大戦前夜からナチスに米の主たる企業は戦争遂行の支援を続けた
ヘンリー・フォード(自動車の育ての親)は独軍へのトラック供給だけではない
1921年反ユダヤ主義の記事を集めた『国際ユダヤ人』はナチの指導者に広く読まれた
ユダヤ人を虐殺するに至る優生学と民族衛生学も米国から仕入れている
その研究にロックフェラーとカーネギーの資金が投じられているも事実だ
ヒトラーは『わが闘争』で米の優生学を称えているのだ
「子孫が民族の血統にとって価値がない、あるいは害になるかも知れない人たちの生殖を阻止することに関して、アメリカのいくつかの州法を非常に興味深く研究した」と話す
1927年米バージニア州のオリバー・ウェンデル・ホームズ判事が判決する
「劣化した子孫を犯罪者といて処刑する。あるいは彼らが愚かなせいで飢えるのを待つ代わりに、明らかな不適切者な同類を存続させるのを社会が阻止できれば、全世界にとってそのほうがいい。…痴愚は三世代で十分である」
強制断種の件数はカリフォルニア州に次いで2位だったという
優生保護の思想は米国から始まっていたのだ
※参考資料『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史1』(早川書房2013年刊)
トランプのような分断主義者が出ることもそれを支援する多数の国民も驚くにあたらない
栄光の影を引き摺ってきたアメリカの歴史であり現実なのだ
ハリスは副大統領としては実績を残してはこなかった
外交にもその力を見出すことが出来なかったと酷評される
トランプすらただの商売人から上り詰めた人物だ
恐怖政治を阻止するのになんの遜色があろうか
これからの選挙戦で妨害やら中傷やら暴力も起こりえる
選挙後もフェイクと再び扇動し国を二分するだろう
その時に戦い抜く力を蓄えて置くことも肝心か
黒歴史に彩られる米国は自らの手で法を取り戻さねばならない
〔2024年7月24日書き下ろし。襲撃事件後のトランプ優勢は陰りを見せ始める〕