瞬時に判断する

道民児連主催の新任研も終盤を迎える

改選から三年目

全道9地区を巡回する

幸いなるかな今日まで7地区無事終えた

 

12月の次期改選まで研修テキストの改編がある

講師を託されて三回目の改選となる

いまのテキストは二年前に改編したものだ

その間民生委員活動に関わる詩編も多く書いた

それらもテキストの編纂に参加する

コンセプトを決めてかからねばならない

12月の改編までさらにまた詩編が増える

2200編の詩編の整理をしながらいまから構想を練る

編纂はこれから時間をかけて楽しみたい

 

研修はいつのもワークショップ形式だ

この手法も6年を数える

基本的なカタチは出来たとしてもそれだけだ

人数の少ない参加者にどう満足感を与えるか

7地区の基本的な進め方は同じであってもだ

詩編の選別に誠意を見せたい

84編の中から参加者の状況を一瞬のうちに判断する

 

地区によっても男女比や年齢層の違いで訴えることが違う

会場で空気を読みながら再構成をする

詩編が変われば当然次の流れも変わる

ストーリーを組み立てつつ流れを想像する

これが生の研修の醍醐味だ

地域で踏ん張る方々への礼儀をこうして表す

できる限り彼らの求めるものを感じたい

だから複数路線を用意する

ワークショップの最中にも変更するのだ

人は引き出しが多いと評価するが綱渡りだ

 

画一的な研修プログラムを拒否する

研修は参加者との真剣勝負でしかない

90分という時間で高揚感を残しながら去るのがいい

また会いたいという講師への最大の賛辞も嬉しい

 

今日は従来の手法を見直してさらなる参加型にした

男性が多かったことに起因する

感情移入する詩の朗読を参加と競演する

声に出すことで詩の本意が表現されてゆく

学校時代から遠ざかっていた詩の朗読にも抵抗がなくなる

詩の朗読シャワーを浴びて心を昂揚させる

一編でも心に刻まれた詩に出会えることを願う

テキスト外の「くるまれて」を目を閉じて聴いてもらう

「私がわたしを生きる」を読みいまの自分を省みる

〆に「生まれてきた理由」を読み上げて終えた

静かに感動を独り占めするつかの間の時間となった

 

来週は函館に向かう

雪は心配ないだろう

3月初め帯広で長い旅を終える

まだ出会う参加者との対話が残されている

瞬時に判断してストーリーを組み込む喜びを矜持としたい

研修はいつも自己啓発の場となり学ぶ喜びを実感として共有したい


2025219日書き下ろし。完璧なプログラムはない。しかし、プロとしての矜持を抱き続けるためにも、参加者へ誠実でありたい〕

 

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