火炎に身を焦がす
ゆらめく炎を黙して眺める
風の揺らぎに身を任す
爆ぜる瞬間火花が散る
薪の弾ける音に聞き入る
風が揺らぐと炎が勢いづく
火炎が回りを明るく照らす
闇夜に燃える炎を眺める
風の揺らぎに火力を強める
高く上がった火の粉が降る
独り夜の静寂に座す
風の揺らぎは頬に熱を吹かす
冷気は炎に取り込まれる
火炎に刻を忘れる
風は揺らぎながら身を包み込む
原始からの営みに身を焦がす
火炎に魅入られる
風は強弱を繰り返し揺らぎ続ける
雑念は消え無心の境地に至る
〔2025年2月20日書き下ろし。火炎の不思議を思う〕