かなしい詩は似合わない
悲しい詩は似合わない
そう思い込んでいた逃避
感傷的な詩に惹かれた孤独
後戻りできない囚われた過去
後ろ向きになった思考の呪縛
いまもブルーに染まったままの心が痛い
哀しい詩は似合わない
そう思い込んでいた拒絶
傷心をえぐる詩に否定された存在
打ちのめされた非力な過去
取り返せない自己否定の屈辱
いまもブルーに閉じ込められた心が痛い
辛い詩は似合わない
そう思い込んでいた乖離
悲痛な詩に目を背けた弱さ
離別の感情に抗えない過去
悲嘆を味わう現実の挑発
いまだブルーは留まったままの心が痛い
失意の詩は似合わない
そう思い込んでいた明日への決意
立ち直る心の詩を謳いたいという欲求
切り離して前を向きたい過去からの離脱
取り戻したい希望という光明への願望
いまブルーのグラデーションに心が変わる
悲哀の詩は似合わない
そう思い込んで歩く明日へ続く道
堪えて立つ心の詩を謳う生命力
固執した過去からの解放
己の在るべき道を見出す時間旅行
いまようやくブルーが赤く変わる心模様
〔2025年3月20日書き下ろし。このBlogを開設して丸3年を迎えた。1,300本に近い詩編をアップする。ブルーな世界に生きるものとしてせめて詩編で希望の火をともしたい〕