昔話を創作する
幼い子らに読み聞かせをする
ただの爺さんの語りに耳を澄ます
こんなに心躍ることがあろうか
唯一素直に子どもと向き合える至福の刻か
幼い子らの食い入る眼がたまらない
ただの爺さんの語りに心を寄せて励ます
大学生との授業もなくなり教職は終わった
唯一肝胆に子どもと世界を創る無上の刻か
語り継がれてきた昔話ではいまいち物足りない
子どもとの福祉の授業では導入によく活かした
でも授業ではなく読み聞かせという世界だ
唯一好機に子どもとの新たな昔話を創る無尽の刻か
聞き飽きた昔話に魅力を見出すことが出来るのか
度々アレンジする面白さを試して反応を見た
昔話の疑問や視点を変えた中味は子どもらを惹きつけた
昔話を今様にするには物足りなさを感じていた
唯一創作に子どもの想像力を刺激する無心の刻か
何かが降りてきたように創作する
テーマが湧くと話の筋はキーボードを叩く
果たして単純な出来事にも訴えるべき価値と面白さがあった
唯一現代昔話は子どもの心に響くのかが問われる刻を待つ
〔2025年3月23日書き下ろし。憑かれたように書いた創作の昔話。Blogでも紹介済みの作品があるが、これからも書き続けたいという創作の面白さをいまになって味わっている〕