虚栄と虚勢
偽善を見透かれた
実力は見せかけだとバレてしまった
騙されたと知って冷たくなった
さも偉そうに振る舞った
さも出来ると豪語した
でも内心ビビっていた
空威張りは通じなかった
自慢できることは何もなかった
空っぽの小さな器に過ぎなかった
地位や財産で見栄を張ったツケが回った
門地や血筋を誇ったのは間違えだった
実績と人柄が全てだった
世の中誰もが生きずらい
真っ当すぎればバカを見る
さもしさが虚勢を張らした
世の中誰もが仮面を被る
本音を見せれば付け入られる
せめて虚栄心で身を守る
世の中誰もが噓をつく
見栄を張らねば見下される
虚勢も虚栄も世渡り次第だ
虚栄を笑われても仕方ない
虚勢を見破られても仕方ない
そうしなければならぬ人の世こそ虚しい
〔2025年6月15日書き下ろし。虚勢を張り虚栄心を満たす世に、人は翻弄される〕