見えざるものを見せる
言葉にしか出来ない
思い描きしものを詩にする
どう描くのかもどかしさに苛立つ
言葉の拙さにあがき屈する
感じた情景に心惹かれる
言葉が表れては消える
何を伝えるべきかおもいの凝縮を待つ
思考しつつ言葉が醸し出させる
心の奥底の澱をかき回す
悩みの深さか世の憤りかを言葉が探る
伝えるべきテーマがその姿を現す
紡ぎ出される言葉が踊り始める
思索は詩の表現に整えられてゆく
伝えるべきおもいは言葉により発せられてゆく
見えなかった心の情景が感じられる
イメージが膨らみ詩の言葉が走る
詩作は己の曖昧さを言葉で顕わにする
書き上がった詩に己を投影する
己の世界観を詩編に示すことで存在価値を問う
時に共感を共有し時に反目を甘んじて受諾する
見えぬことを詩に表現したい
感じることを詩にしか表現できない
思っていることを詩で表現するしかない
言葉はその手立てとなり己の心の内を明かす
〔2025年8月11日書き下ろし。なぜ詩を書くのか。自問自答を繰り返す〕