狭量な男
決して付き合いたくない男
自己主張ばかりでめんどちい
気分次第でコロコロ態度が変わる
自分の失敗を棚に上げねちこく責める
小心者で口だけは達者でよくしゃべる
陰でこそこそ噂話を広めて悦に入る
利に目ざとく立ち振る舞いがエグい
恨まれようなら執念深く付きまとわれる
にらんだ目つきが尋常じゃない
相手によって態度を豹変させるカメレオンだ
できる男と自認するだけたちが悪い
噓をついても言い繕いがうまくまた騙される
信用のおけぬだけに本性はなかなか現さない
何を考えているのかよく分からないのが不気味だ
寄って来たらすぐには見抜けぬだけの社交性はあるかも
狭量の男から学ばなければならないこと
人の意見を汲み取らずコケにする
自分には非がないと相手を打倒する
度量が小さく承認欲求だけは強い
憎しみの情は強く哀れみの情は薄い
保身することに全てをかける
知的能力の差違はあっても人間性はイマイチか
人を信じ人を慈しむ心に未熟さを見る
人の手柄を横取りしてはばからない
善悪の道徳的判断がいつも疑われる
倫理的にもいかがなものかと不信を醸す
不快感を与えても自覚することなく平然といる
厚い面の皮をして恥を恥とは思わない
些細なことで腹を立て面倒を引き起こす
相手にされぬと分かっていても寄ってくる
そんな男でもどこか良いとこあるよとは言えない
嫌われていようがいまいがお構いなしに振る舞う
そうそう自分が一番可愛い男なんだね
人生訓を学ぶに相応しい狭量な男たち
お構いなしに現れては泡沫のように消えてゆく
虚しき出会いにこそきみの幸を祈ろう
否!
人間の醜さは誰しもあり糾弾するは我にあり
〔2025年10月8日書き下ろし。出会ってしまう悪縁を引きずらぬように我にも問う〕