どう勝つのか
勝つとは何か
競い合うことのDNA
学力主義という知育偏重の盲従
学歴主義という教育偏重の妄信
資本主義という利潤偏重の歪曲
宗教主義という原理偏重の曲解
覇権主義という侵略偏重の妄想
平和主義という理念偏重の幻想
この闘いからいかに勝つのか
何のために勝つのかを問わずして
ただ勝つ手立てを熟考し動くのみ
負けることは決して許されぬ熾烈な世界だ
勝つとは何か
手段を選ばず屈服させる
成果を比べ有利性を誇る
社会的地位や財力を得る
支配と蔑視を許される
正義は勝者の権利となる
ただ努力が常に報われる保障はない
卑劣な手段もまた勝つために不可欠なのだ
情愛を断ち冷酷にならねば勝利は遠のく
どう勝つのかだけが問われる
何のために勝つのかは邪念をもたらす
ただ勝つという栄華を求めて動くのみ
負けることは存在価値を喪失する世界だ
勝つとは何か
徹底的に勝ちに拘ることが唯一だ
事を成し遂げるまで諦めない意思が試される
状況に応じた柔軟な思慮と的確な判断が求められる
常に己との葛藤の中で克つという精神を鍛える
どう勝つのかだけを問う
何のために勝つのかは後付けで構わない
ただ勝つという容易ならぬ難関に挑むのみ
負けるという文字はすでに消去された世界だ
勝つとは何か
負けるという選択肢はあり得ない
もしもという想定もしてはならない
勝つことだけを意識する過酷な闘いだ
薄っぺらな共感性を棄て弱さを自覚する
どう勝つのかだけを問う
何のために勝つのかは不問とする
ただ勝つという栄誉を求め続ける
克服するのは負けを認めぬ意思の世界だ
〔2025年11月24日書き下ろし。勝つとは何かを問う〕