棄てきれぬ楽観

どんなに悲惨な時代でも光明がさした

人は生きる覚悟を棄てなかった

救済を求めて光に導かれる

何かが変わると信じるしかなかった

そっと誰かの手が差し伸べられる

果たして救われたのであろうか

 

どんなに阿鼻叫喚の地獄にも光明はさした

人は哀しみの淵から這い上がる

漆黒の闇の中に照らす一筋の光に導かれる

何かが変わる予感を頼るしかなかった

そっと囁(ささや)かれる言葉に引かれた

果たして生き地獄から解かれたのであろうか

 

どんなに凄惨な世界でも光明はさした

人は善を失わない限り立ち向かう

悪徳が牛耳る独善の世界こそ光に導かれる

何かが変わらなければ許さぬと拳を握る

そっと悪業の行き着く先を予見した

果たして善の抗いは決着を見たのであろうか

 

どんなに知見に優れていても光明はさす

人は与えられた能力を世と人にために使う

問題を解決するに必要な知恵と技は光に導かれる

何かがすぐには変わらなくとも力を尽くす

そっと生成AIが思索のフォローをする

果たしてAIは人の叡智に対立するのであろうか

 

どんなに幸せな境遇でも光明はさした

人は不幸を知るゆえに正しく生きる

欲望との葛藤に屈することなく光に導かれる

何かが変わるのは不幸に陥った時である

そっと手が添えられてぬくもりを感じた

果たして佳き人との出会いに幸せを見つけたであろうか

 

20251229日書き下ろし。今年の書き納め。光明はきっとさす〕

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