災いあれ
「災いあれ。自らの軍事的、経済的、政治的利益のために宗教や神の名そのものを操り、神聖なるものを闇と汚物の中に引きずり込む者たちに」(4月15日アフリカ歴訪中の教皇レオ14世はカメルーンにて、これまでで最も厳しい戦争批判を行う)
災いあれ
何と強い憤りの言葉か
信仰者を諫める過激な言葉か
私は恐れないと敵対者へ直言する
災いあれ
強慾にかられ文明の滅亡を口にする
宗教を政治に持ち込み神の加護を祈る
経済戦争を仕掛け軍事力で恐喝し正義を名乗る
欺瞞に満ちた狂気の沙汰の言動に神の許しはあるのか
災いあれ
抹殺を神の名を語り平然と実行する
壊滅を神の御業と祈りを捧げる
異教徒を十字軍に見立てた軍で蹂躙する
核攻撃をちらつかせ有利な交渉を目論む
正義なき戦争のお粗末な顛末を神は預言する
災いあれ
過激な罵倒と支離滅裂な言動に世界が怯える
狂気は暗殺への導線を招き凶弾から逃れる
武力ではなく協議と真逆の言葉を恥じることなく発する
ことは単なる始まりに過ぎぬ
神への敬虔さを喪失した者への罪は償わねばならぬ
神を冒涜して自らを神に仕立てる者は地獄を見なければならぬ
欲望を充たすために神を操る者たちよ
神聖なるものを闇と汚物の中に引きずり込む者たちよ
真実を語る言葉を喪えばこの世を残酷にする
災いあれ
〔2026年4月27日書き下ろし。無信仰の私にも、この教皇の言葉は強烈だった〕