影法師
まとわりつくようにいつもいる
一挙手一投足間違えなく動く
光が届く限りあいつはそばにいる
あいつは影法師
ボクの分身
存在の証明
あいつがボクかも知れない
ふと操られているボクになる
光の加減であいつはボクを揺らす
あいつは影法師
ボクの化身
隠された偽善
あいつはボクを惑わせる
長くなったり短くなったり
光の当たり具合でボクをからかう
あいつは影法師
ボクの愚身
優柔不断の正体
あいつはボクから離れない
離れたくないのか現れる
光を失うときに別れがある
あいつは影法師
ボクの一身
奇跡の同伴者
〔2026年5月27日書き下ろし。影を失うというのか。消えたというのか〕