ルーマニアのチャウシェスク
ルーマニアの大統領チャウチェスクは共産主義体制下
四半世紀にわたって独裁体制を敷いた
一族を党や国家の要職に起用する縁故主義は露骨だった
国民には困窮生活を強要した
東欧の共産主義国家の中でも特に厳しく言論統制や監視体制で縛り付けた
1989年11月ベルリンの壁撤去から東欧諸国に吹き荒れた民主革命
その風はルーマニアにも民主化の熱いうねりとなって来襲した
西部のティミショアラで1989年12月16日に始まった抗議行動
首都ブカレストは革命の叫び声で埋まり大統領夫妻は脱出に失敗した
すさんだ独裁的な共産主義体制は崩壊し終焉した
25日二人は特別軍事法廷で死刑判決を言い渡され即日銃殺された
33年後ロシア大統領プーチンも同じ轍を踏む
敵はウクライナだけではない
世界は大義なき戦争にNO!を突きつけ戦争犯罪人として裁く
プロパガンダで丸め込んだロシア国民は覚醒し反旗を翻す
粛清される覚悟をプーチンは持ってはいまい
核をちらつかせ脅しをかけるが撃てばロシアも消滅する
止められるのはロシア人しかいない
哀れな道化がまたひとり消えてゆく
〔2022年4月14日書き下ろし。ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は3月6日、北大西洋条約機構(NATO)加盟国をはじめウクライナ周辺国に警告した。「ルーマニアなどにウクライナの軍用機が飛来しているのを知っている。軍用機を駐留させたり、ロシア攻撃のため空域を使用させたりすることは参戦と見なす」と。これに対し、ルーマニアのチウカ首相は「民間人を殺害し戦時国際法は無視。現実から目をそらすための修辞にすぎない」と反論。今後もロシアはルーマニアを脅すかもしれないが「恐怖を感じる理由はない」と対抗心をあらわにした。流血革命で民主化を手にしたルーマニア人の気骨である〕