研修企画を立てる

函館での中堅研修は午後の部に入った

テキスト「民生委員児童委員研修企画のてびき」を活用する

道民児連次長の進行で研修企画を実体験する

 

単位民児協内での研修テーマは高齢者関係が6割と偏りがある

活動の活性化・強化47% 障がい者関連32%と続く

人権はわずか4・3%に過ぎない

研修の形態は座学・講義型が75%

グループワークなどの対話・体験型は60%

内部委員が講師として実施しているのは26%

さらに事務局職員を対象としたものは15%と少ない

 

なぜ内部研修を活性化しなければならないのか

委員としての資質の向上に資することは間違いない

そのためにも地域の福祉課題について共通認識しなければならない

その場づくりでもある

さらに語らいを通じて互い理解を深めつながりを強める

それが組織を動かし互いに支える力となる

 

従来の研修のあり方を見直してみたい

研修のテーマのマンネリ化を打破したい

求める課題や研修スタイルを改革したい

研修企画をボトムアップでできるような力をつけたい

 

そんなおもいから「民生委員児童委員研修企画のてびき」がつくられた

道内の他地域での研修でもプログラムに入れてきた

テキストを使ったレクチャーが始まった

どのように企画をしていくのか5つのステップが示された

 

グループワークは真剣味を帯びていく

実際に企画を立てる作業に入る

午前中につくったいい雰囲気のまま協議する

各地区から集まったメンバーは戸惑った

それぞれの地域課題が違うのだ

何か共通することや関心の高いものにまとめなければならない

与えられた時間が限られた中で精力的にワークシートが埋められてゆく

 

時間となり結果の発表となった

テーマは「災害」「孤独死」「初任者サポート」「活動記録の記入の仕方」

「いざというときの要援護者支援」「他機関との信頼関係づくり」

集中して協議した結果が見事に結集された

発表後関心が高く実践したい課題を選んでもらった

「初任者サポート」が29人中19と最も高かった

コロナ禍での3年間新人の育成に苦慮した結果であろう

次に「孤独死」17「活動記録の書き方」「信頼関係づくり」16と続く

老人問題だけではなく抱え込んでいる課題は多々ある

研修テーマとして単位民児協内でいかに共有されるかが問われていく

 

ワークシートには具体的な協議項目が示されている

協議もその流れに沿って行われ記入された

なんとなくすんなりと進み手間がかからなかったと話す

この体験一つでも実践的であり今後の活動に役立つと話す

構えていた「研修企画」という重い課題から解放された瞬間だった

さらに他のグループの発表を聞くことが刺激ともなった

特に「初任者サポート」は中堅研修としたが新任が混ざっていたことで

その悩みを聞いたことから生まれてきたテーマでもあった

19名のメンバーに関心と共感を与えた

まさに単位民児協においてその必然性を訴えたのであった

 

単位民児協の定例会のあり方も考え直さねばならない

知りたい考えたいという素朴な声を組織としてどう受け止めるのか

研修事業として具現化するには説得力も必須であろう

ひとりの委員が成果を持って定例会で報告するところから始まる

その背中をどのように押してあげられるのか

 

はじめの一歩

当たり前の先に少し違った見方ができるといい

当たり前の先に少し元気がでるともっといい

当たり前の先が少しでもみんなのためになると信じたい

 

[2022年11月6日書き下ろし。函館研修「レポート4」。研修の成果が個人ではなく組織の活性力につながってほしい]

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