傲慢と侮蔑

経済産業省で東芝やシャープの経営再建に豪腕を発揮した

異能の官僚と称された男は同期入省組の出世頭だった

岸田の首相秘書官としてスピーチライターを務めた

将来の事務次官候補は一瞬のうちに更迭され脱落した

 

LGBTQなど性的少数者や同性婚のあり方を巡る侮蔑的な発言

上級官僚の無意識下の傲慢さが素直に現れた

明治以来継承されてきた官僚制度の汚辱そのものだった

澱の溜まった地位は人間をつくらず傲慢さを育てた

 

傲慢な仮面は侮蔑で正体を晒した

傲慢な言葉の刃は己を刺した

弁明は弁明にあらず取り消しなど恥の上塗りだった

マスコミにリークする奴と評判は芳しくなかった

傲慢な態度は言語道断と切り捨てられた

 

LGBTQの首相見解の原稿を書いたのかもしれない

様々な政治的課題の原稿を書いてきたのだろう

首相の発する言葉は俺の言葉だと自負もしただろう

日本の国を動かしているのは俺だと傲慢になったであろう

マスコミは権力の片棒を担ぎおもねるのが常だった

ただオフレコの取材でもマスコミは捨て置けなかった

ニヤニヤとここだけの話で済ませた記者もいたはずだ

国会で論議中の問題に道義的にも義憤を感じていい

 

人の多様な生き方を否定することに何の疑問もなかった

人を見下す権力の魅力にすっかりとりつかれてしまった

判断は常に正しくて失敗はあり得ないと他を圧倒した

だらしない政権の屋台骨を支えているのは俺だとアピールした

偉くなった分だけ傲慢さが増して影の仮面をかなぐり捨てたかった

更迭されてもほとぼりが冷めるまで閑職に座す

発した言葉は元には帰らず出世コースから転落した

次を狙う者の熾烈な競争が水面下で始まった

 

[2023年2月4日書き下ろし。荒井勝喜は即刻更迭された。岸田は代弁してきた有能なブレーンを失う。なんとも哀れでみすぼらしい男なのか。秘書もみな同意見?杉田水脈(みお)をかばい続けた岸田の本心がすけて見えた]

 


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