学校に戻れない子どもたち
学校という名の収容
教育という名の選別
教師という名の監視
学校に戻れなくなった子どもたち
学校に行かれなくなった子どもたち
学校を遠ざけるしかない子どもたち
専門という名の不信
相談という名の無力
指導という名の傲慢
学校嫌いになった子どもたち
授業嫌いになった子どもたち
教師嫌いになった子どもたち
同調という名の強要
空気という名の束縛
異質という名の排除
人間でありたい子どもたち
人間になりたい子どもたち
人間に拒まれた子どもたち
成績という名の蔑視
貧困という名の差別
登校拒否という名の意思表示
[2023年10月4日書き下ろし。2022年度の文科省「児童生徒の問題行動・不登校調査」が報道された。不登校の小中学生は過去最大の約29万9千人。前年度比22.1%増。いじめは小中高で約68万2千件で、8割の52万5773件は状況が解消したという。重大事態は923件、いずれも過去最多だ。自殺者は小中高で前年度よりも43人増えて411人。原因不明は255人と6割に及ぶ。小中高の暴力行為は9万5426件で過去最多。支援機関の体勢づくりがいつも問われるが、そもそもの学校の風土は変わらない]