覚悟を決める
若者よ
甘やかされて育ってきたのではわがままでしかない
リスクを避けてきたのでは失敗も身につかない
目的も目標も見えぬなら生きている実感がない
なるようになるでは世の中に流されるしかない
若者よ
当たり前だと思ったことを疑いもなく受け止める
普通というラベルを張られ安心する
薄っぺらな根拠なき自信にだまされる
どうにもならぬと諦めが先に来る
若者よ
そんな生き方に立ち止まってみないかい
わかったようなふりもつまらないだろう
空っぽなこころが虚しくないかい
夢を語るだけでは噓っぽいと思わないかい
自分の言葉で語ることって出来ているかい
若者よ
生まれたからには必ず人は死ぬ
いつか誰もが死ぬことは知っている
きみもそのひとりに過ぎない
死を想像する恐怖から逃げてはいないだろうか
目の前の喜びで忘れようとしてはいないだろうか
若者よ
問われるのは死に向かう心構えだ
死を見据えて考える
なぜ生まれてきたのか
どう生きていくのか
生きるには信念がいる
生きるには覚悟がいる
問われるのは生きるという強い意思だ
[2024年1月1日書き下ろし。死生観を若者たちがどう身につけるのか。死を見据えて生を考えることが、いまも求められている己への問いでもある]